若く、健康でいたい。たぶん、多くの人がそう思っていると思います。もちろん私もその一人です。
できれば年齢より少し若く見られたいし、朝起きた時に身体が重たくなく、ちゃんと眠れて、ちゃんと食べられて、痛いところもなく過ごしたい。できることなら、薬や病院のお世話になる回数も少ない方がいい。
ずいぶん欲張りですが、健康について考える時、人はだいたい欲張りなものです。
私は普段、鍼灸師として人の身体を診ています。
そのため、
「健康のためには何をした方がいいですか?」
「何を食べたらいいですか?」
「何をやめた方がいいですか?」
と聞かれることがあります。
そこで今回は、人に勧めるというよりも、若干40歳の私自身が、できるだけ若く健康でいるために気をつけていることを一度整理してみようと思いました。
考えてみると、大きく5つあります。
順番に意味はありません。ランキングでもありません。「これさえやめれば健康になる」という話でもありません。
そして先に言っておくと、私自身も全部を完璧にできているわけではありません。特に砂糖については、この記事を書きながら自分の耳が痛くなる予定です。甘いものが好きなので。
ただ、どれも普段から私自身がかなり意識しているものではあります。そして今回、せっかく記事にするなら、「なんとなく身体に悪そうだから」で終わらせたくありませんでした。
お酒はなぜ身体に負担になるのか。
タバコを吸うと、なぜ肌まで老けて見えるのか。
砂糖を摂りすぎると、身体の中で何が起こるのか。
運動すると、筋肉だけでなく血糖や睡眠、自律神経には何が起こるのか。
ストレスを受け続けると、身体はどう変わるのか。
私自身の勉強も兼ねて、論文やガイドラインを読みながら、一つずつかなり深く調べてみました。
調べてみると、「昔から言われているけれど、本当にその通りだったこと」もあれば、「よく聞くけれど、医学的にはそんな単純な話ではなかったこと」もあります。
こういうところが、身体の話の面白いところです。
その前に、「若い」と「健康」を決めておきます
せっかくなので、言葉の意味も決めておきます。
まず「若い」。
ここでは精神的な若さや、考え方の若さではありません。あくまで、見た目の若さです。
(精神的な年齢で言えば、妻からは悪い意味で子供だと言われています。自慢にならん。)
誰かを見て、「この人、若いなあ」と思うことがあります。その言葉の前には、たいてい、「年齢のわりに」という言葉が隠れています。
肌だけではありません。姿勢。歩き方。体型。髪。表情。動作。そういったもの全部を見て、私たちはなんとなくその人の年齢を判断しています。今回は、この「なんとなく若く見える」を若さとします。
そして「健康」。
こちらも、血液検査の数値だけでは決めません。血液検査が正常でも、毎日眠れない。便秘が続く。胃が重い。肌荒れがひどい。頭痛がする。肩や腰がずっと痛い。これでは、「健康です」と言われても少し納得しづらい。
そこで今回は、眠れる、食べられる、出せる、動ける。そして日常生活の中で大きな不調を抱えていない状態くらいを健康とします。医学的な厳密な定義ではありません。
ただ、私が治療院で日々いろいろな身体を見ていて感じる、「調子のいい人」は、だいたいこんな状態です。
では、そんな身体でできるだけ長く過ごすために、私自身が何を気をつけているのか。そして、それぞれについて調べてみると何が分かったのか。
まずは、運動不足から見ていきます。





