🌱 小さな幸せが見えるとき

ジョーくん

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今日のブログ

― 足元の光が揺れる日にも ―

最近、胸の奥にしまっていた“ひとつの光”が、ふっと弱くなってしまったような気がしている。

ずっと握ってきた未来図の輪郭が、指のあいだからすこしこぼれ落ちていくような感覚。

その光を知っている人なら、「あぁ、あのことか」とすぐに気づくだろう。

そう、我らが訪問事業部だ。

思えばこの数ヶ月は、まるでゲームのストーリーが一気に動き始める前の“キャラクター紹介パート”のようだった。

主役は揃った。

何をしてもうまく行かない、結果も出ないという舞台も整った。

あとは物語が加速するだけ――

そう信じていた。

でも物語とはいつだって、主人公がスムーズに勝ち進むようには作られていない。

むしろ、山がそびえてこそ、谷が深まってこそ、主人公は主人公として輝き始める。

例えるなら、今はドラマの中盤、視聴者が「ここからどうなる?」と手に汗を握りはじめるあの局面。

敵が現れ、状況は悪化し、味方のメンタルも揺らぐ。

でも、それこそが物語を面白くする“仕掛け”なのだ。

ヒーローに悪役が必要なように、希望には試練が必要で、成長には葛藤が必要だ。

悪党がいなければヒーローは生まれない。

ヒーローがいなければ悪党はただの存在しない影だ。

これぞ陰陽学説。

そう思うと、今のこの事業部の“揺らぎ”や“停滞”は、ただの障害ではなく、

主人公たちが覚醒するためのプロローグなのかもしれない。

だからこそ相方には、もう一踏ん張りしてほしいという気持ちがある。

もちろん直接は言わない。負担になる可能性があるから。

けれど心のどこかで、「ここからだぞ」と声をかけている自分がいる。

ここでは詳しく書かないけれど、そのあたりの心の動きは別のメモにそっと置いておくとして――

では、今日は“不足”と“充足”の話をしようと思う。

そんな少し沈んだ昼下がり。

ごはんを食べ終えたタイミングを見計らったかのように、妻からビデオ通話が鳴った。

妻は、くだらないことでもすぐ電話をかけてくる。

ときどき…いや、わりとよく“怒りの電話”の時もあるが(笑)

以前、そのことで友人たちに相談したとき、彼らが一番驚いていたのは「そんなことで電話してくるの?」という点だった。

電話ぢゃなくて、帰ってから話せばいいやん、わざわざ仕事中に?、と。

たしかに一般的にはそうなのかもしれない。

でも、自営業の僕には“仕事とプライベート”をガッチリ線引きする必要がなくて、出られないときは通知を切ればいいだけ。

それよりも――

話したいときに話してくれる、その距離の近さのほうがずっとあたたかい。

今日の電話も、“くだらない話”だった。

いや、世間的にはくだらないのかもしれないが、僕たち夫婦にとっては、とても愛しい報告だった。

「インスタントラーメンを2袋をいっぺんに食べてる」

という、どうでもよすぎる話。

そこには、鍋ごしにラーメンを頬張る妻の嬉しそうな姿があった。

というか、鍋の直食いかよ。

妻は笑いながら言った。

普段からこんなんしてたら、こんなことを幸せって思われへんよね。

──本当にその通りだと思った。

人は不足があるからこそ、充足を感じられる。

“何かが欲しい”という願いの裏には、

“今はまだ持っていない”という前提がある。

その前提を悪いものとして扱うのか、

それとも「だからこそ、今ここで味わえるものがある」と受け取るのかで、世界はまるで違って見える。

光が弱くなったように感じる日もある。

計画が思い通りに進まない日もある。

自分の努力が空に溶けていくような気がする日もある。

でも――

そんなときにふと鳴る電話。

「ラーメン2袋を一気に食べてるだけ」というどうでもいい話が、なぜか胸の奥をあたためてくれる。

人生は、もっと大きな意味や成果ばかりを追い求めているようでいて、

実はこういう“小さな幸せ”の積み重ねでやさしく支えられているのかもしれない。

そして気づく。

弱く見えていた光は、まだ消えていなかった。

ただ、いったん休んでいただけだった。

小さな幸せを受け取る余白を作るために。

もし今、心が少し沈んでいる人がいるなら――

仕事の相方のPさんのように悩みの渦の中にいる誰かがいるなら――

どうか思い出してほしい。

大きな願いが揺らぐ日は、小さな幸せがよく見える日でもある。

不足しているものよりも、充足しているものに目を向けてみよう。

光は消えていない。

ただ、姿を変えてそばにいる。

インスタントラーメン2つぶんの湯気みたいに。

1日1問(挑戦してね)

そろそろ、この国試問題も再会せねば。。。

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ABOUT US
koji(トレ​イン治療院 院長)はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師|国際中医専門員
大阪で治療院を開業して12年。 体は、その人の生き方や時間の積み重ねが静かに現れる場所だと感じています。 中医学を土台に、身体だけでなく心や生活の流れまで含めて整えていく。 そんな治療を大切にしています。 ブログでは、臨床の中での気づきや、体と向き合うための小さなヒントを、自分なりの言葉で書き残しています。 読んだ方の毎日が、少しでも軽くなれば嬉しい。
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