はり理論
仰臥位による置鍼時に患者がくしゃみをした場合、最も折鍼が起こりやすい部位はどれか。
1.印堂
2.膻中
3.天枢
4.中都
回答→3
【解説】
仰臥位でくしゃみをした場合は腹筋に力が入るので、選択肢では天枢に置鍼した針が折鍼する恐れがある。置鍼をする場合、たとえ患者に動かないよう伝えていても咳やくしゃみは制止できないので、腰下肢、頸肩背部、臂部などの強大な筋層への深刺の置鍼は避けるか、号数の小さい鍼は使わないなどの考慮をすべきである。(20号50mm・1寸6分で3番以上)
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