はり理論
鍼の刺入によりポリモーダル受容器の反応性を増大させるのはどれか。
1.血管作動性腸ペプチド(VIP)
2.CGRP
3.サブスタンスP
4.プロスタグランジン
回答→4
【解説】
鍼刺激による組織損傷を受けて、局所に神経性炎症が起きると、ブラジキニン、カリウムイオン、セロトニン、ヒスタミン、プラスタグランジンなどの生理活性物質が産生される。特にプロスタグランジン類はポリーモーダル受容器の興奮性を高める。
このポリモーダル受容器の興奮は中枢神経系に伝わり、痛みや得気の感覚を生じたり、鎮痛効果(下行性痛覚抑制系)をもたらす 。
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