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1日1問

東洋医学臨床論

次の文で示す病証に対する治療方針で最も適切なのはどれか。
22歳の女性。主訴は月経痛。経血量は少なく、血塊が混じることがある。小腹部の冷痛と拒按がみられ、足が冷える。舌根に白厚苔、脈は沈遅を認める。」

1.肝鬱を抑える。

2.寒邪を除く。

3.脾の統血を促す。

4.肝腎の精血を補う。

回答→2

【解説】
主訴は月経痛。中医学では痛経という。経血量の減少、血塊、冷痛、拒按、足の冷えの症状から中寒(寒邪が臓腑を侵襲したもの)または内寒(陽気不足で温煦作用低下にやるもの)による痛経と考えられる。

これは,寒邪が下焦を侵襲し、衝脈・任脈が停滞し、胞宮に注ぐ経血を凝滞させたためと考えられる。その他、沈脈は裏証、遅脈は寒証、白厚苔は寒証を表す。

よって寒邪を取り除くような、温めて衝脈・任脈の流れを良くする治療方針が最も適切と言える。


 

 

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koji(トレ​イン治療院 院長)はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師|国際中医専門員
大阪で治療院を開業して11年。 体は、その人の生き方や時間の積み重ねが静かに現れる場所だと感じています。 中医学を土台に、身体だけでなく心や生活の流れまで含めて整えていく。 そんな治療を大切にしています。 このブログでは、臨床の中での気づきや、体と向き合うための小さなヒントを、自分なりの言葉で書き残しています。 読んだ方の毎日が、少しでも軽くなれば嬉しい。
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