同じ問題を繰り返すと「答えの位置」や「番号」だけを覚えてしまい、理解できているか判断しにくくなるため、
選択肢の並びは表示のたびに入れ替わります(内容の正誤は変わりません)。
問107 経絡の系統に関する説明で正しいのはどれか。
深掘り問107 解説(経絡の“部品”を整理)
- 経絡の主役は正経十二経脈。これに奇経八脈などが加わって体系化されます。
- 十二経筋は「筋・腱のライン」で、基本は四肢末端から起こる整理。
- 十二皮部は体表(皮膚)の分布区分で、臓腑の属絡そのものを示す説明にはしにくい。
暗記核:「12経脈+奇経8脈(ほかに絡脈・経別・経筋・皮部)」
経絡系統は、正経十二経脈を中心に、奇経八脈などが整理されます。十二経筋は四肢末端から起こり、
十二皮部は体表の分布で臓腑の属絡そのものを示す体系ではありません。
問108 郄穴(げきけつ)ではないのはどれか。
深掘り問108 解説(郄穴=“急性・痛み”のキー)
- 郄穴は「気血が深く集まる」とされ、急性症状(急な痛み・発作・出血など)の文脈で押さえます。
- 陽谷は小腸経の経火穴で、郄穴カテゴリーではありません。
- 一方、交信(KI8)・築賓(KI9)は郄穴として覚える代表格。
暗記核:「郄=急」「陽谷=経火(郄じゃない)」
陽谷は手の太陽小腸経の経火穴で、郄穴ではありません。交信(足少陰)、築賓(足少陰)は郄穴として学びます。
※選択肢2は「䋰陽」の表記が崩れている可能性があるため、意図としては“郄穴”を示す語の想定で作っています。
問109 骨度法で最も長い区間はどれか。
深掘り問109 解説(骨度法=“区間ごとの寸”)
- 骨度法は、身体の各区間に「標準の寸」を割り当てて、経穴の位置を比例で取る考え方。
- この問題は「どの区間がそもそも長く設定されてる?」の勝負で、大腿(殿溝〜膝窩)が最長に寄りやすい。
- 他の選択肢は主に下腿区間で、相対的に短い扱いになりやすい。
暗記核:「最長候補=大腿(殿溝〜膝窩)」
大腿後面(殿溝〜膝窩)は骨度法上の区間として長く設定されます。他は下腿前後面などの区間です。
問110 臍中央と恥骨結合上縁を結ぶ線の中点から下方に少し(0.5寸)にある募穴は、どの臓腑の募穴か。
深掘り問110 解説(募穴=“腹部で臓腑を代表”)
- 募穴は、主に胸腹部にあって、各臓腑の反応が出やすい“代表点”。
- 「臍〜恥骨結合上縁」の中点は任脈上の目安になりやすく、そこから下方0.5寸で関元(CV4)の説明に合致。
- この設問は「その位置=どの募穴?」→「関元=小腸の募穴」という引き出し問題。
暗記核:「関元(任脈)=小腸募」
臍と恥骨結合上縁の中点付近から下方0.5寸は関元(任脈)で、小腸の募穴として整理します。
問111 経穴の部位の説明で正しいのはどれか。
深掘り問111 解説(“鼻翼の高さ”で取る系)
- 顔面の取穴は「どの溝」「どの高さ」のワードで絞るのがコツ。
- 巨髎(ST3)は「鼻唇溝」+「鼻翼外縁中点と同じ高さ」が鉄板。
- 他の選択肢は、別穴の定位要素(耳珠・下顎・人中など)が混ざって“それっぽい”文章になりやすいパターン。
暗記核:「巨髎=鼻唇溝+鼻翼外縁中点の高さ」
巨髎(ST3)は鼻唇溝中で、鼻翼外縁中点と同じ高さに取ります。他の選択肢は部位記載が混在している想定です。
問112 正中神経の皮膚支配領域にある経穴はどれか。
深掘り問112 解説(正中神経=母指〜環指橈側)
- 正中神経の皮膚領域は、手掌側で母指〜環指橈側(いわゆる“3本半”)が目安。
- 少商(LU11)は母指橈側=正中神経側に乗りやすい。
- 少衝は小指側(尺側)寄り、商陽は示指橈側で“分かりづらい罠”になりやすいが、設問は「正中神経の代表領域」を素直に拾う形。
暗記核:「正中=親指側」「尺骨=小指側」
少商(LU11)は母指(親指)橈側で、正中神経支配領域に含まれます。小指側(少衝など)は尺骨神経寄りです。
問113 尺骨神経支配の筋(前腕尺側の筋など)の上に位置するのはどれか。
深掘り問113 解説(合谷=第1・第2中手骨間)
- 合谷(LI4)は手背の第1・第2中手骨間で、母指内転筋などの領域に近い。
- この問題は「どれが“手背の合谷ポイント”っぽい?」を瞬時に選ぶ形式。
- 偏歴・手三里・手五里は前腕部の定位で、合谷とは場所のイメージがズレます。
暗記核:「合谷=1-2中手骨間(手背の代表穴)」
合谷は第1・第2中手骨間(母指内転筋など)付近で、尺骨神経支配筋が関与する領域として扱います。
ほかは前腕の橈側〜外側寄りの経穴です。
問114 八会穴の「腑会」と同じ高さに並ぶのはどれか。
深掘り問114 解説(腑会=中脘、同じ“高さ”の胃経穴)
- 八会穴は「臓・腑・気・血・筋・脈・骨・髄」の“会”になる代表点。
- 腑会=中脘(CV12)(臍上4寸あたりのイメージ)。
- 問題は「同じ水平線(高さ)にある胃経穴」を問う形で、対応として梁門(ST21)を選ぶ作り。
暗記核:「腑会=中脘」「中脘の高さ=梁門」
腑会は中脘(任脈)で、臍上4寸の高さです。同じ水平線上にある胃経の穴として梁門(ST21)が対応します。
問115 脛骨内側顆下縁と脛骨内縁がつくる陥凹(陰陵泉)から下方3寸にあるのはどれか。
深掘り問115 解説(陰陵泉→3寸下=地機=脾経の郄)
- 陰陵泉(SP9)は脛骨内側上部の“くぼみ”として定番。
- そこから下方3寸=地機(SP8)。
- 地機(SP8)は足太陰脾経の郄穴として押さえる。
暗記核:「SP9の3寸下=SP8(地機)=脾の郄」
陰陵泉の下方3寸は地機(SP8)で、足太陰脾経の郄穴です。
問116 回旋筋腱板のうち肩関節外転に働く筋の上にある経穴はどれか。
深掘り問116 解説(外転=棘上筋、肩甲棘まわり)
- 回旋筋腱板は「棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋」。
- このうち外転の主役(特に初動)は棘上筋。
- 棘上筋は肩甲棘の上(棘上窩)のイメージ → そこに近い経穴として臑兪(SI10)を選ぶ。
暗記核:「外転=棘上筋」「棘上=肩甲棘の上」
回旋筋腱板で外転に関わるのは棘上筋で、臑兪(SI10)は肩甲棘周囲(棘上筋・棘下筋付近)に取ります。
問117 広背筋の上(腋窩側胸部)に位置する経穴はどれか。
深掘り問117 解説(腋窩・側胸=胆経のイメージ)
- 広背筋は腋窩の後ろのヒダ(後腋窩ヒダ)を作る代表筋。
- 腋窩の側胸部にある経穴は、胆経でよく見かける配置。
- 淵腋(GB22)は“腋(えき)”の字が入っていて、腋窩周辺の連想が効きやすい。
暗記核:「腋(えき)といえば淵腋」
淵腋(GB22)は腋窩部の側胸部にあり、広背筋が関与する領域として整理します。他は背部兪穴や季肋部などです。
問118 足少陰経の経金穴(復溜)と同じ高さに並ぶのはどれか。
深掘り問118 解説(KI7とKI8=“同じ高さ、前後違い”)
- 復溜(KI7)は内果尖の上方2寸あたりのイメージ。
- 交信(KI8)も同じく内果尖の上方2寸で、腱の前後関係で位置がズレるペアとして覚えやすい。
- 「同じ高さに並ぶ」=同じ高さの腎経穴を選ぶのが素直。
暗記核:「KI7とKI8は“内果上2寸ペア”】【前後違い】
復溜(KI7)は内果尖の上方2寸。交信(KI8)も同じく内果尖の上方2寸で、前後(腱の前後)位置が違う関係です。
問119 頭部で、耳介付け根の後縁直上、髪際の上2寸にあるのはどれか。
深掘り問119 解説(角孫=“耳の尖りの真上”)
- 角孫(TE20)は「耳尖(耳の一番上)を基準に、真上」のイメージが便利。
- 設問文の「耳介付け根の後縁直上」「髪際上2寸」は、その“耳の上ライン”を文章化したもの。
暗記核:「角孫=耳尖の真上」
角孫(TE20)は耳尖直上で、耳介付着部後縁の直上・髪際上2寸に取ります。
問120 足太陰経の五兪穴で「身体が重い・関節が痛む」など湿に用いる穴(輸穴)の部位はどれか。
深掘り問120 解説(脾の輸穴=太白=MTP関節“近位”)
- 五兪穴のうち輸穴は「重だるさ・関節痛」など“湿”のキーワードで出やすい。
- 足太陰脾経の輸穴=太白(SP3)。
- 定位のコツ:第1中足趾節関節の内側で、ポイントは近位陥凹(遠位と入れ替えが罠)。
暗記核:「脾の輸=太白」「MTP内側“近位”」
足太陰脾経の輸穴は太白(SP3)で、第1中足趾節関節内側の近位陥凹・赤白肉際に取ります。
湿による身体重痛や関節痛などで用いる代表です。
問121 原穴が足関節部にある経脈はどれか。
深掘り問121 解説(原穴=各経の“元気ポイント”/部位で絞る)
- 原穴は、各経脈の“元気(原気)”が出やすい重要点として整理されます。
- この設問は「足関節部に原穴がある“グループ”」を問う形で、細かい定位を問うというより分類で選ばせるタイプ。
- パラフレーズ条件の問題なので、ここは提示された正解(厥陰)に合わせて「足関節周辺に原穴が置かれる枠」として覚える前提になります。
暗記核:「原穴=分類問題として処理(出題意図に合わせる)」
厥陰肝経の原穴は太衝で、足背(足関節より遠位側の足背部)に位置します。足関節部の原穴として整理される代表は、太谿(腎)や太白(脾)などで学び分けますが、
この設問の選択肢では「足関節部に原穴がある」グループとして厥陰を選ぶ形になります(出題意図に合わせたパラフレーズです)。
問122 八会穴(腑会=中脘)の部位として該当するのはどれか。
深掘り問122 解説(腑会=中脘:本来は“前正中線”)
- 腑会=中脘(CV12)で、基本は前正中線上・臍上4寸のイメージ。
- ただし、この問題はパラフレーズで選択肢表現が“位置の言い換え”になっている可能性があるため、提示の正解(2)に合わせて処理する形式です。
- 原典の定位(前正中線上)と、選択肢の表現がズレたときは「出題意図優先」で覚えるのが安全。
暗記核:「腑会=中脘(本体は前正中線)」
八会穴の「腑会」は中脘(任脈)で、臍上4寸(前正中線上)です。選択肢では近い表現として「第7肋間・前正中線外方4寸」を正解扱いにしてあります(パラフレーズに伴う表現調整)。
※もし“第7肋間・外方4寸”は期門など別穴の可能性があるため、原文の正答が別なら教えてください。こちらで一括修正します。
問123 「中風七穴」に含まれるのはどれか。
深掘り問123 解説(中風系の代表穴=上肢は曲池が出やすい)
- 「中風七穴」は流派・教材で挙げ方が揺れることがありますが、試験では“中風でよく使う代表穴”を選ばせる形が多い。
- 曲池(LI11)は上肢の代表穴で、熱・麻痺・運動障害など幅広く問われやすい。
暗記核:「中風系=曲池がよく混ざる」
中風(脳卒中など)で用いる代表穴群に曲池が含まれるとして出題されることが多いです。
問124 女児に行う小児斜差の灸で正しい組合せはどれか。
深掘り問124 解説(“男女で左右が違う”を丸暗記)
- この手の問題は理屈より定型の丸暗記で得点しやすい分野。
- 小児斜差の灸は、教材で「男女で左右の組合せが異なる」として出題されがち。
- この問題では女児=右肝兪・左脾兪を選ぶ形。
暗記核:「女児:右肝兪/左脾兪」
小児斜差の灸は男女で左右の配穴が異なる取り扱いがあり、女児では「右肝兪・左脾兪」の組合せを選ぶ問題として出題されます。
問125 直刺したとき、肺までの距離が最も短くなりやすい(気胸リスクが高い)部位はどれか。
深掘り問125 解説(気胸リスク=肺尖に近い上背部を警戒)
- 気胸リスクは「胸郭が薄い」「肺が近い」部位で上がりやすい。
- 特に上背部(肺尖に近い領域)は“近い”イメージを持っておくのが重要。
- この設問では、上背部で注意点として挙げられやすい大杼(BL11)を選ぶ作り。
暗記核:「肺尖に近い上背部=注意」
大杼(BL11)は上背部の肺尖に近い領域で、直刺では気胸リスクに注意する穴として学びます。
※選択肢2の文字が崩れているため、意図に合わせてダミー表記にしています。
問126 臓器損傷を避ける目的で、刺鍼時に最も注意が必要な経穴はどれか。
深掘り問126 解説(天突=胸骨上窩:気道に近い“危険部位”)
- 臓器損傷リスクは「重要構造の真上」にある穴で特に意識します。
- 天突(CV22)は胸骨上窩で、近くに気管などの重要構造があるため、刺鍼時の注意点として頻出。
- “天○”の字面に引っ張られず、場所(頸部正中・胸骨上窩)で判断する。
暗記核:「天突=胸骨上窩=注意」
天突(任脈)は頸部正中の胸骨上窩にあり、深刺で気管などへのリスクがあるため刺鍼方向・深さに特に注意します。







