休日とプラレールと、豊かさの話

ジョーくん

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休日の話。

近所の方から、プラレールを大量に頂いた。

非常にありがたい。ありがたいのですが──

そのうち4分の3は、電池を入れ替えても動かない。

私たちは夫婦は、顔を見合わせて、そしてこう言った。

「……よし。修理しようか。」



以前、東出昌大さんが、こんなことを言っていたのを思い出しました。

ものが壊れたとき、買い換えるお金があることが「豊かさ」かと言うのか、それとも、直す時間があることが「豊かさ」と言えるのか。

いい言葉だなぁ、と思っています。

……が、ここで一応、注意書き。

私は最近知ったのですが、この東出さんという方、どうやら多くの女性の敵らしいですね。

患者さんに「その名前は出しちゃダメですよ」と教えてもらいました。

何をしたのかは詳しく知りません。

ただ、山で猟をして暮らしているYouTubeを観るのが、私の日課になっていることもあり、個人的には結構好きです。

でも、どうやら名前は出しちゃダメらしいので、この話はここまでにしておきます。(笑い話です)


さて、プラレール修理を始めよう。

正直、「懐かしい」という感覚はない。

昔から、私はこういうのを触っていたからね。

ミニ四駆しかり、ラジコンしかり。

開けてみると、電車ごとに中の構造が違う。

これが、たまらなく面白い。

構造が分かると、急に世界が立体的になる。

人間で言えば、構造は解剖学で、電気の流れは生理学みたいなものかもしれないね。

「なぜ動かないのか」

「どこで止まっているのか」

原因が見えると、対処ができる。

これは、身体でもプラレールでも同じこと。


どうやら、妻も私も「治す」という行為が好きなようだ。

気づけば、二人で黙々と作業して、時計を見ると夜中の1時。(早く寝ろ)

ただ動かすだけではなく、中のパーツを拭き、溜まったホコリを取り、少しだけ“気持ちよくしてから”戻す。

こういう時間、嫌いじゃないね。


修理の途中で、電池やモーターを買うために、ジョーシンへ。

プラレールの部品コーナーで、ふと目に入ったのが**「はね橋」**というパーツ。

……職業病か。

どう見ても、ばね指にしか見えない。

「え。ばね指、販売してるやん……」

と、一人で心の中でツッコミを入れた。

それにしても、パーツ一つ一つが高いな〜!


プラレールは、息子のためにもらったはず。

でも──

一番テンションが上がっているのは、完全に大人。

新幹線、阪急、山手線。

知っている電車が並ぶだけで、なぜこんなに楽しいのか。

「これは、大人がハマる理由があるな」

そう思った。

壊れたものを直す時間。

仕組みを知る時間。

夜中まで、妻と並んで手を動かす時間。

お金では買えない豊かさが、プラレールの中に詰まっていた休日だった。

あれ?

そういえば、息子は、今日1日、一度もプラレールに触ってない。

すまない。

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ABOUT US
koji(トレ​イン治療院 院長)はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師|国際中医専門員
大阪で治療院を開業して12年。 体は、その人の生き方や時間の積み重ねが静かに現れる場所だと感じています。 中医学を土台に、身体だけでなく心や生活の流れまで含めて整えていく。 そんな治療を大切にしています。 ブログでは、臨床の中での気づきや、体と向き合うための小さなヒントを、自分なりの言葉で書き残しています。 読んだ方の毎日が、少しでも軽くなれば嬉しい。
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