臨床医学各論
パーキンソン病患者の理学療法でメトロノームを用いて改善が期待されるのはどれか。
1 小刻み歩行
2 構音障害
3 書字障害
4 振戦
回答→1
【解説】
パーキンソニズムの歩行障害は、内的リズム形成障害による影響が大きいと考えられており、それに対しては外的刺激が有効だとされている。そのため歩行訓練では、視覚効果(線またぎ)・ 聴覚効果(メトロノーム・声による リズム)を利用し、腕の振りを強調させ、両脚を広げて方向転換・歩行停止を重点的に指導する。