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1日1問

臨床医学各論

腎疾患と所見の組合せで正しいのはどれか。

1 急性糸球体腎炎ー低血圧

2 慢性腎不全ー高リン血症

3 急性腎不全ー代謝性アルカローシス

4 ネフローゼ症候群ー低コレステロール血症

回答→2

【解説】

1 急性糸球体腎炎ー高血圧
溶連菌に感染し、溶連菌由来の免疫複合体が形成されると、それが糸球体に沈着しアレルギー反応を起こす。感染後、2週間前後で発症。子供に多い。GFR(糸球体濾過率)は低下するので高血圧となる。その他、血尿、蛋白尿、浮腫、乏尿などとなる。血液生化学検査では、BUN、クレアチニンは軽度上昇、ASOASK(溶連菌の出す毒素に対する抗体)高値、補体価低値となる。

2◯慢性腎不全ー高リン血症
血液検査では、BUN(血中尿素窒素)、クレアチニン、尿酸、カリウム、リンは高値となる。これは腎機能が低下するため排泄も減少するからである。またナトリウムやカルシウムは低値となる。

3 急性腎不全ー代謝性アシドーシス
酸の排出ができないのでアシドーシスとなる。

4 ネフローゼ症候群ー高コレステロール血症
糸球体基底膜の透過性の病的亢進により高度な蛋白尿を基本的な病態とし、低タンパク血症、高コレステロール血症、浮腫を呈する病態を総称してネフローゼ症候群という。高コレステロール血症となる理由は、尿中に蛋白が漏出して低アルブミン血症になると、それに対して肝臓でのアルブミンが過剰に合成され、それとともにコレステロールも合成されるからである。

腎臓の生理学が理解できていれば暗記する必要がないので、しっかり理解しておこう!

 

 

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koji(トレ​イン治療院 院長)はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師|国際中医専門員
大阪で治療院を開業して11年。 体は、その人の生き方や時間の積み重ねが静かに現れる場所だと感じています。 中医学を土台に、身体だけでなく心や生活の流れまで含めて整えていく。 そんな治療を大切にしています。 このブログでは、臨床の中での気づきや、体と向き合うための小さなヒントを、自分なりの言葉で書き残しています。 読んだ方の毎日が、少しでも軽くなれば嬉しい。
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