東洋医学概論
経脈病証で「前頸部が腫れ、口がゆがみ口すぼめができず、うつ傾向にある」のはどれか。
1.手の太陰経病証
2.手の少陰経病証
3.足の陽明経病証
4.足の少陽経病証
回答→3
【解説】
前頸部や顔面の症状は足の陽明胃経の経脈に現れた病証(是動病)であり、躁鬱状態は胃の経脈に関連する臓腑の機能失調(所生病)によるものである。
※是動病=病邪が経脈に影響して発生し、主に表に病位がある状態
※所生病=病邪が臓腑に侵入あるいは他経に影響している状態
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