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おしらせ
今日のブログ
「今日は少し贅沢をしようか。」
そんな言葉とともに、家族3人で家を出た。目指すは奈良県天理市。
そこには、私の昔からの行きつけの店がある。
天理に来たからには、まず天理教の施設へ立ち寄るのが私の恒例だ。
信者ではないが、その神聖な場所には、いつも心が洗われるような気がする。
天理教に触れて
改めて天理教について調べてみると、その思想は非常に平和的だ。特に心惹かれるのが、彼らが説く「陽気ぐらし」という教え。その中に、「からだは神さまからの借り物、心だけが人間のもの」という教えがある。
これは、人間は体を親神様(天理教の神様)からお借りして生かされている、だからこそこの体を大切にし、親神様の意に沿った心の使い方をすることが重要だ、という考え方だ。
自分の体を大切にする意識につながる、とても好きな考え方だ。
そして、天理教の建物のことだが、彼らの主要な施設は「教庁」や「おぢば」と呼ばれている。その中でも、特に礼拝が行われる場所は「神殿」だ。建物の中は「廊下」や「広場」といった形で構成されており、隅々まで掃除が行き届いていることにはいつも感心させられる。その立派な造りからは、天理教徒の深い崇拝心と、その教団の規模の大きさがうかがえる。

この壮大な建物群が、信者からの寄付や献金、そして「ひのきしん」と呼ばれる無償の奉仕活動によって、何十年もの間、建設され、そして維持されていると聞いて、本当に驚いた。これだけの規模のものが、そうした人々の篤い信仰と自発的な行動によって成り立っているというのは、本当に凄いことだと思う。
神殿内では、教徒たちが正座をして「おつとめ」というものをしている。
こんなやつだ。
これは天理教において最も大切な祭儀で、教徒が座って手振りをして歌っているのは、その「おつとめ」の一部で、「みかぐらうた」という歌に合わせて「おてふり」という独特の身振りを行っている。
【補足:おつとめとは?】 「おつとめ」は、天理教において最も大切な行事とされている。これは、親神様(天理教の神様)が人間や世界の創造を始めた時の働きを再現し、人々が互いに助け合い、喜びをもって暮らせる「陽気ぐらし」という世界を実現するための根本的な手立てだと教えられている。日々行われる「朝づとめ」や「夕づとめ」、月に一度の「月次祭(つきなみさい)」などがあり、それぞれ感謝の気持ちや、世界中の人々の平和と幸福を願う意味が込められているのだ。
「陽気ぐらし」という言葉、私はなんだかとても好きな響きの言葉だな〜。
広い施設内を、まだ一人では歩けない息子と夫婦で左右から手をつないで歩いた。
目的地、うなぎ屋へ!
そろそろお腹も空いてきた頃合いだ。目的の場所へ向かおう。奈良県天理市にある「みしまや」といううなぎ屋だ。

到着したのは午後の3時半。この時間に行ったのには理由がある。ここのうなぎ屋は超人気店で、すぐに売り切れになることが多いから、夜に行くと既に閉まっているなんてこともしばしば。だから、この時間に行くのがベストだと思って行ったのだが、既に店内は満席で、数十組もの人が待っていた。

30分ほど待って、ようやく案内されて中に入ることができた。私が注文したのはひつまぶし。約4,000円と、なかなかの贅沢だが、ボリュームは満点だ。

1歳の息子が暴れるのを制御しながら、慌ただしくいただく。これは外食時のいつもの光景だ。息子はここへ来る前に食事を済ませていたし、まだうなぎは早いので、持参したフルーツを食べさせていた。
突如訪れた悲劇
突然、息子が軽く咳き込む。「食べながら動き回るからやろ〜」なんて、まだ言葉も理解できないであろう息子に注意する。
すると、咳き込むと同時に、口から一粒の米粒が飛び出した。可愛らしい光景に、私と妻は笑った。
…と、その直後だった。
シンガポールのマーライオンの如く、息子が大量の食べ物をリバースしたのだ。地上波なら虹がかかっているだろう。

私はとっさに手で受け止めたが、それに収まる量ではない。私の服にも、息子の吐いたものが飛び散った。私も妻も、一瞬時が止まり呆然とする。
ひつまぶしが私たちの前に運ばれてきて、食べ始めて5分も経たないうちの出来事だった。
ひとまずおしぼりで吐瀉物をかき集め、拭き取る。息子の服も汚れ、私も汚れているので、私は息子を連れて店を出て車へと向かった。せっかく楽しみにしていた美味しいうなぎを食している最中の悲劇だ。
夫婦の連携プレイ、そして「陽気ぐらし」の教え
しかし、何か問題が起きた時に、いかに協力できるかこそ、チームとしての真価が問われる時だ。
すかさず私は車へ行き、妻にその場を任せて息子を車へ移動させた。服を全て着替えさせ、どさくさに紛れてうんちもしていたので、オムツも交換。上からも下からも出しやがって、と心の中でツッコミを入れたのは言うまでもない。
その間に妻はテーブルの上などをきれいにしてくれ、先に食事を済ませてくれた。そして、食事が終わった妻が車のもとに迎えに来て、その後もう一度私が店に戻って食事を済ませた。
この阿吽の呼吸で、周りのお客さんにも迷惑をかけることなく事なきを得た。まさに夫婦の連携プレイだったと思う。今回の件を受けて、私たちの着替えも車に積んでおくように新たに決めた。
悲劇というのは大袈裟かもしれない。いや、今回の出来事は喜劇だったと言えよう。怪我をしたわけでもないし、誰が悪いわけでもない。
まさに、これこそ「陽気ぐらし」だ。
天理教の教えには、どんな状況でも心を明るく保ち、感謝の気持ちを忘れずに生きることで、物事は良い方向へ向かうという考えがある。今回の出来事も、一見すると大変なことだったが、結果的に夫婦の連携を再確認し、今後の教訓を得られた。
問題が起きても、それを悲劇と捉えるのではなく、どうすればより良い状況にできるかを考え、協力し合う。そして、笑い飛ばせるくらいの心のゆとりを持つこと。それが、天理教の言う「陽気ぐらし」に通じるのではないだろうか。
今回のうなぎ屋でのハプニングは、私たち家族にとって、まさにそんな「陽気ぐらし」を体現する出来事だったのかもしれない。
1日1問(挑戦してね)
問題 蘇合香丸の構成生薬はどれか。
1.香附
2.藿香
3.佩蘭
4.砂仁
回答→1
【解説】
蘇合香丸の効能は芳香開竅・行気止痛で、痰濁と寒邪による気機阻鬱・神明蒙蔽(もうへい)の寒閉証を治療する方剤である。
【 辨证要点 】突然昏倒,不省人事,牙关紧闭,苔白,脉迟
蘇合香丸(温開剤)
君薬:蘇合香、麝香、氷片、安息香
臣薬:青木香、白檀香、沈香、乳香、丁香、香附子
佐薬:蓽撥、犀角、朱砂、白朮、煨訶子
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