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1日1問

 東洋医学臨床論

母指、小指の対立運動が困難となる運動麻痺に対し、罹患神経への局所治療穴として適切なのはどれか。

1 小海

2 支正

3 郄門

4 上廉

回答→3

【解説】
母指、小指の対立運動が困難となる運動麻痺は正中神経の傷害が疑われる。前腕から手首までの間の正中神経の傷害は、有名なもので手根管症候群がある。
(因みに正中神経の枝である前骨間神経麻痺の場合は、母指と示指の第1関節の屈曲ができなくなるが、皮膚の感覚障害は無い。前骨間神経麻痺は「涙のしずくサイン」と感覚の障害のないことで診断できる。)
前骨間神経が支配する筋肉は方形回内筋、長母指屈筋、示指・中指深指屈筋

1 小海(小腸経)ー尺骨神経
2 支正(小腸経)ー尺骨神経
3◯郄門(心包経)ー正中神経
4 上廉(大腸経)ー橈骨神経

[参考]
手根管を通るもの答えられるな?

正中神経、橈側手根屈筋腱、長母指屈筋腱、浅・深屈筋腱

 

 

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koji尊敬する人はルパン3世
2015年、大阪の心斎橋にトレイン治療院を開業。現在は中医学を少しずつ学び中です。 趣味は、中国語、中医学、投資(日株・米株・先物)、映画(marvel love)、お笑い(くだらない系love)、AbemaTV(論破系love)、キャンプ、フルート、水泳、そして今の仕事です。基本的にミーハーです。
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