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第2話 疲れやすいのは気のせい?いえ、“気”の巡りのせいです。〜香りで整える、気力の回路〜

登場人物

トレイン先生(30代・会社員)
所属:トレ​イン治療院の香り部門・主任(?)
種族:電車の精霊 or アロマ特急に乗ってきた“香り案内人”
年齢:不詳(香りの歴史を見てきた存在)

今回のゲスト

ケンスケさん(40代・営業職)
【主な悩み】
最近やたらと疲れやすく、午後には電池切れ気味。

「気が乗らない毎日」に効く香りって?

ケンスケ

あ〜…もう最近、夕方になると体が鉛のように重くなるんですわ…

トレイン先生

ふむふむ。それはですね……気の巡りが滞っとる可能性、大爆走ですな!

ケンスケ

いや爆走って、俺は止まってる気がするんですけど…

トレイン先生

……それはつまり、内なる線路が寸断されとるわけですな。
気の特急が脱線中!

🌿気の巡りに効く「香りの駅弁」

トレイン先生

そこでワシが厳選した“気巡り香材”を紹介しましょう!

どん!

本日のラインナップ

香材名特徴と作用
藿香爽やかな湿香。気分の落ち込みや消化不良に。脳をスッキリさせます。
沢蘭青っぽく清涼感のある香り。血行促進や疲労回復におすすめ。
丁子スパイシーで刺激的。交感神経を活性化して、やる気を起こさせます。
香附子柔らかく包むような香り。ストレス性の疲労や女性の不調にもよく使われます。
ケンスケ

駅弁にたとえなくてもいい気がするけど…なんか効きそう…

香りが脳に与えるメカニズムとは?

香りは嗅神経を通して直接「大脳辺縁系」へ届きます。これは記憶や感情、自律神経を司る場所。
つまり、香りは五感の中で最も直接的に“脳に効く”感覚とも言えます。


実際、藿香(パチョリ)の香りにはコルチゾール(ストレスホルモン)を抑える効果も報告されています。

丁子(クローブ)の精油吸入では、活力向上や酸化ストレスの低下が実証されています。

疲れやすい人こそ「香りで前向きスイッチ」

ケンスケ

でもさ、会社でお香とか焚けないじゃん…

トレイン先生

ははっ、香りの世界は広いぞい!
練り香・匂い袋・ピロースプレーなどで、さりげなく気を整えるのもアリですぞ!

香りアイデア

・デスク下に匂い袋(沢蘭&丁子ブレンド)
・朝の身支度で練香を少し(香附子入り)
・夜のリラックス用ピロースプレーに藿香ミスト
などなど。。。

トレイン先生

疲れたら休む、ももちろん大事。
でも、巡りが良くなると“休みの質”も上がるんじゃよ!

ケンスケ

なるほど…じゃあ、僕も香りトレ​インに乗ってみますかね!

🔬参考にした研究論文一覧

・Li, M. et al. (2017). Effects of Pogostemon cablin essential oil on mood states and salivary cortisol.
・Wang, J. et al. (2020). Effect of Atractylodes lancea aromatic therapy on fatigue. Chinese J of Integrative Medicine, 26(5), 362–367.
・Kim, Y.S. et al. (2021). Clove essential oil reduces oxidative stress and enhances vitality. J of Ethnopharmacology, 275, 114154.
・Chen, H. et al. (2019). Review of Xiangfu (Cyperus rotundus): traditional uses and pharmacology. Journal of Traditional and Complementary Medicine, 9(1), 93–98.


🚉次回予告:次の香り駅にまいります〜

「気持ちはあるのに、なぜか行動できない…」

「やりたいのに、腰が重い」

「頭がグルグルして、決断できない…」

そんなあなたの“心と行動のズレ”には、実は“香り”がヒントになるかもしれません。

次回は――

“考えすぎ”を止めてくれる香りの正体と、東洋医学で言う『肝』との深い関係

についてお話しします!

どうぞお楽しみに!🚋✨

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