リハビリテーション医学
大腿切断後の指導で正しいのはどれか。
1 背臥位で断端の下に枕を置く
2 車いす乗車の励行
3 腹臥位の励行
4 股関節の外転位保
回答→3
【解説】
大腿切断では股関節屈曲拘縮となり、また外転・外旋傾向となりやすい。よって腹臥位での股関節伸展位を1日のうちに3〜4時間は行うように指導する。他の選択肢は長時間行ってはならないことである。
また、下腿切断では膝と股関節に屈曲拘縮が起こり、足部切断では尖足となり内反傾向にもなる。