12月のカレンダー
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おしらせ
今日のブログ
今年最後の仕事終了!
最後の患者さんは、坐骨神経痛の患者さんで、なんとインドネシア人だった。
このところ私の治療院では、外国人の患者さんも増えてきた。今はAIがあるから言葉の壁なんて殆どない。
今年最後の患者さんが、外国人ってのも、何だか時代を感じるような気がした。
仕事は18時に終わり、19時からはプチ忘年会をした。
専門学校時代の先生、仕事の相棒の朴さん、妻、そして息子の5人での宴会。
心斎橋で外食するのも悪くないけど、人も多いし落ち着かないから、今回は治療院に集まって、お酒とご飯を買い集めて、ゆっくり過ごすことにした。
その中でやったゲームが、クアルト(Quarto!)。

シンプルなのに、なぜか間違える
クアルトは、色・形・高さ・穴の有無という4つの特徴を持つ駒を使い、縦・横・斜めのいずれかに同じ特徴を4つ揃えたら勝ち、というゲーム。

そして、最大の特徴は、自分が置く駒を、相手が選ぶというルールだ。
ルールだけ聞くと単純なのに、実際にやると驚くほどミスが起こる。
「あ、そこ見てなかったー!」
「それ、今気づく?」
そんな声が何度も出る。
同じ盤面を見ているはずなのに、見えているものがまるで違う。
じっくり考えれば防げるミスも、少し焦っただけで簡単に起こる。
この感じ、どこかで体験したことがあるなと思った。
人間関係も、同じ構造をしている
人間関係でも、
「そんなつもりじゃなかった」
「そこ、問題になると思わなかった」
「相手の考えが理解できない」
というズレは、日常的に起こる。
それは、どちらかが悪いからではなく、見ているルールが違うからなんだと私は思う。
最近読んでいる本に、
「世界は交換ではなく、贈与でできている」
という話が出てくる。
(この贈与の定義も面白いので、是非本を手に取って読んでみてほしい。)
人は、自分が受け取ってきた前提や価値観を、無意識のうちに世界に差し出している。
でも、その前提自体が、人それぞれ違う。
同じ言葉でも、同じ意味じゃない
たとえば、野球しか知らない人と、サッカーしか知らない人が同じ「ファール」という言葉を使ったとしても、頭の中に浮かぶものは違う。
それでも僕たちは、
「自分の見ている世界が標準」
だと思ってしまう。
クアルトは、その思い込みを、静かに壊してくる。
ゲームだから、笑って受け取れる。
クアルトがいいのは、これがゲームだというところ。
間違えても、
負けても、
笑って終われる。
でもそこで起きていることは、
普段の人間関係と、ほとんど同じ構造だ。
だから、これだけ覚えておきたい
もし、人間関係でイライラする場面に出会ったら、ぜひ思い出してほしい。
「これは、クアルトみたいなものかもしれない」と。
同じ盤面を見ていても、同じ世界を見ているとは限らない。
そう思えるだけで、少しだけ、呼吸が楽になる気がする。
今年最後の
これをもって、2025年のブログを最後にしたいと思います。
今年も、読んでくれた方に感謝です。
では、私はこれから、家族で毎年の恒例行事である、焼肉へ行って参ります。
皆様、良いお年を。
皆様に取って、来年も良い年になりますように。。。
2025/12/31
15:45
洗車の待ち時間にて










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