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1日1問

きゅう理論

熱刺激の伝導で一次求心性神経線維のシナプスがあるのはどれか。

1.胸髄核

2.薄束核

3.楔状束核

4.脊髄後角

回答→4

【解説】
熱刺激(温痛覚)の伝導は外側脊髄視床路である。

[外側脊髄視床路]
一次求心性ニューロンによって後根から脊髄後角に入り、後角内でシナプスを介して二次ニューロンに伝わる。二次ニューロンは、ただちに交叉して対側の前外側索 (外側脊髄視床路)を上行し、視床でニューロンを変えて内包を通り、大脳皮質感覚野に投射する。
ベル・マジャンディーの法則で考えても、求心性線維は脊髄後根から入り、遠心性線維は脊髄前根から出るので、痛覚は脊髄後角でシナプスすると分かる。

薄束核や楔状束核は触圧覚(長後索路)の中継核(延髄にある後索核)であり、前者は下肢から、後者は上肢からのニューロンとシナプスし2次ニューロンに伝わる。

胸髄核(クラーク核)は、前・後脊髄小脳路(意識されない深部感覚)伝導路で一次求心性神経線維がシナプスする場所である。
前・後脊髄小脳路は主に下肢からの感覚の入力の伝導路で、上肢からは副楔状束核伝導路である。


 

 

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koji尊敬する人はルパン3世
2015年、大阪の心斎橋にトレイン治療院を開業。現在は中医学を少しずつ学び中です。 趣味は、中国語、中医学、投資(日株・米株・先物)、映画(marvel love)、お笑い(くだらない系love)、AbemaTV(論破系love)、キャンプ、フルート、水泳、そして今の仕事です。基本的にミーハーです。
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