きゅう理論
透熱灸による局所炎症反応で最も早期の反応はどれか。
1.好中球の活性化
2.血管透過性の亢進
3.リンパ球の浸潤
4.マクロファージの活性化
回答→2
【解説】
炎症反応が引き起こされるには、炎症性サイトカイン(TNF-αやインターロイキンなど)やマスト細胞によるヒスタミンやロイコトリエンなどの物質が関与してくるが、本題は炎症が起こった時からの反応を問う問題なのでここでは割愛する。
炎症反応を大まかに説明すると、最も初期は血管が拡張し、血管透過性の亢進が起こることから始まる。それによって反応するのは好中球で、続いて単球(マクロファージ)、そして遅れて(慢性期)、ヘルパーT細胞やB細胞がやってきて組織の修復が行われる。
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