お得なクーポンはこちら

1日1問

きゅう理論

施灸時の組織傷害によって放出されるアラキドン酸代謝産物はどれか。

1.ロイコトリエン

2.セロトニン

3CGRP

4.ヒスタミン

回答→1

【解説】
灸療法は透熱灸を例にとると、艾を皮膚上で燃やし、それによって起こる小火傷、すなわち小炎症を人為的に作る治療法といえる。炎症反応は様々な化学伝達物質によって制御されているが、代表的なものに、細胞膜を構成しているリン脂質からの酵素であるホスフォリパーゼA₂によって産生されるアラキドン酸がある。さらにシクロオキシゲナーゼ(COX)、リポキシゲナーゼ(LOXによってアラキドン酸代謝産物であるプロスタグランジン E₂やトロンボキサンA₂、ロイコトリエン(LTなどが産生される。これらの流れを総称してアラキドン酸カスケードと呼ばれている。

 CGRPは、軸索反射に関与する神経伝達物質、ヒスタミンは、1型アレルギー反応でマスト細胞から遊離されるケミカルメディエーター、セロトニンは内因性発痛物質であったり、神経伝達物質であったりする。


 

 

コメントを残す

実名が公開されることはありません。

ABOUT US
koji尊敬する人はルパン3世
2015年、大阪の心斎橋にトレイン治療院を開業。現在は中医学を少しずつ学び中です。 趣味は、中国語、中医学、投資(日株・米株・先物)、映画(marvel love)、お笑い(くだらない系love)、AbemaTV(論破系love)、キャンプ、フルート、水泳、そして今の仕事です。基本的にミーハーです。
PAGE TOP