【事業日記8】|順調な訪問事業と、ケアマネジャーへの複雑な思い。

ジョーくん

読んだら拍手ボタンを押してね٩( ᐛ )و

おしらせ

  • 10月は不定休になります。

カレンダーが表示されない場合は、 こちらから営業日カレンダーをご確認ください

今日のブログ

さぁ、お久しぶりの事業日記。

前回の事業日記からずいぶんと時間が経ってしまった。

私自身の記録としてはもちろん、これから同じように起業や独立を目指す方にとって、何かしらの参考になることもあると思うので、引き続き綴っていこうと思う。

それにしても、ひとつ納得のいかないことがある。

毎回、汗水垂らして書き上げたヘルスケア関連の記事のPV(閲覧数)は、一向に伸びる気配がない。

それなのに、何の下調べもせず、思いつくままに書いた、何でもない私の日常を綴ったブログのPVは、なぜか伸びるのである。

私が何日もかけて調べた医学的な解説よりも、畑で草をむしっている話の方が需要があるらしい。

まったく、ぷんぷんって感じだo(`ω´ )o

そもそも商売というものは、需要のあることをすれば儲かるようにできている。

それなのに私は、需要のないことを「きっと誰かの役に立つはずだ」と信じ込み、延々とやり続けてしまう、という厄介な性格をしている。

例えば、鍼灸師の国家試験の過去問題。

私は10年以上分の過去問題について、数年もの歳月を費やしながら、せっせと解説記事を作成している。

これがまた、恐ろしいほどお金にならない。

いや、正確には広告収入が年間50円ぐらいは発生しているかもしれない。

お母さんの皿洗いを手伝って、お駄賃をもらっている小学生の方が、よほど立派な経済活動をしている。

しかも、私の場合は数年がかりだ。

時給に換算するのは、精神衛生上よろしくないのでやめておこう。

そんな商売の才能に疑問符がつく私ではあるが、今日も懲りずに事業について書いていこうと思う。

まずは、畑の話から。

10月も下旬を迎えようとしているのに、まだまだ暑い今日この頃。

秋はどこへ行ったんや。

最近は、朝に息子をこども園へ送ったあと、妻と二人で畑へ向かい、荒れ果てた畑の改修作業に取りかかっている。

夏の収穫を終えてからというもの、すっかり放置プレイされていた妻の畑。

せっせと成長し、勢力を拡大し、もう少しでジャングルと化すところだった。

この状態から、妻と二人で数日かけて草を刈り、ようやくここまで復活した。

こうして写真を見比べてみると、なかなかの達成感である。

畑仕事は、正直なところ重労働だ。

身体は疲れるし、汗はかくし、翌日には普段あまり意識していなかった筋肉の存在を思い知らされることもある。

それでも、不思議と楽しい。

いや、単に楽しいというだけではない。

土に触れ、風を感じ、自然の中で身体を動かしていると、普段の生活ではなかなか味わえない心地よさがある。

そして、何よりもいいのが、余計なことを考えなくなることだ。

普段は仕事のことや家族のこと、これからの事業のことなど、頭の中でいろいろなことを考えている。

しかし、畑で黙々と雑草を抜いているときは違う。

目の前の草を抜くことだけに集中している。

いわば、一種の瞑想状態である。

現代人に必要なのは、案外こういう時間なのかもしれない。

しかも、瞑想している間に畑まできれいになるのだから、一石二鳥だ。

整備したこの畑には、これから冬の作物を植えていく予定である。

また収穫の時期が来るのが楽しみ。

さて、畑の話だけで終わってしまうと、結局いつもの日常ブログになってしまう。

ここからは、ちゃんと事業の話をしよう。

訪問マッサージ事業について

富田林市でスタートした訪問マッサージ事業も、今年の4月の開業から、早いもので半年が経過した。

ありがたいことに、事業は想像していた以上に順調である。

現在は妻が育児と両立しながら施術を行っているのだが、すでに時間的な余裕が少なくなりつつある。

現在の利用者数は、5名。

内訳は以下の通り。

  • 週4回の利用者が1名
  • 週2回の利用者が1名
  • 週1回の利用者が3名

つまり、週に延べ9回の施術を行っている計算になる。

これを月間に換算すると、延べ約36〜39回。

1回の施術単価を約4,500円とすれば、月間売上は約16万〜18万円という計算になる。

もちろん、これは売上であって利益ではない。ここから経費も差し引かなければならない。

しかし、働き方として考えると、なかなか興味深い数字だと思う。

イメージとしては、週3日ほど、1日2時間程度の施術を中心とした仕事で、このぐらいの売上が見込めるということだ。

しかも、妻の場合は育児と両立しながらである。

どうだろう。

さぁ、みんな独立しよう!

ちなみに、利用者を獲得するための営業活動や広告については、前回の事業日記に書いたもの以外、ほとんど労力を使っていない。

これには私自身、少々驚いている。

というのも、私は以前まで、この事業で利用者を獲得するためには、ケアマネジャーへの営業が絶対に欠かせないと思っていたからだ。

ネットで調べても、そう書いてある。

実際に事業をしている人に聞いても、そう言う。

専門学校の先生も、そう言っていた。

右を向いてもケアマネ。

左を向いてもケアマネ。

みんな口をそろえて、ケアマネ、ケアマネと言うのである。

この業界で成功するためには、ケアマネジャーとの関係構築こそが最重要課題なのだと、私も長年信じて疑わなかった。

しかし、実際に事業を始めて半年。

今では、その考え方がずいぶんと変わった。

少なくとも、私たちの事業においては、ケアマネジャーへの営業活動は必ずしも必要ではないと感じている。

もちろん、ケアマネジャーとの連携が不要だという意味ではない。

利用者の生活を支えるうえで、大切な存在であることは間違いない。

ただ、ケアマネジャーへの営業をしなければ利用者は増えない、というのは少し違うのではないか。

今はそう考えている。

そういえば、ケアマネジャーの試験を受けてきた。

先日、妻と二人で介護支援専門員、いわゆるケアマネジャーの試験を受けてきた。

そして、ありがたいことに、夫婦そろって合格することができた。

もっとも、これで直ちにケアマネジャーとして働けるわけではない。

今後、実務研修などを経て、登録を行う必要がある。

では、そもそもなぜ夫婦でケアマネジャーの資格を取ろうと思ったのか。

話は少し昔にさかのぼる。

実は、トレイン治療院でも過去に訪問マッサージ事業に挑戦したことがある。

専門学校時代の同級生と二人で始めた事業だった。

しかし、その結果はというと……。

1年間頑張って、利用者ゼロ。

見事なまでに花が咲かなかった。

いや、花どころか芽すら出なかったと言った方が正しいかもしれない。

ただ、何もしていなかったわけではない。

当時、一緒に事業を始めた相方は、本当に一生懸命だった。

毎日のようにバイクに乗り、ケアマネジャーのいる事業所へ営業に出かけていた。

暑い日も、寒い日も、雨の日も。

毎日何件もの事業所を回り、頭を下げ、訪問マッサージの説明を続けていた。

その道中、バイクが壊れたこともあった。

カッパを盗まれたこともあった。

挙げ句の果てには、事故まで起こしていた。

もはや営業活動なのか、修行なのか分からない。

それでも諦めずに営業を続けていた彼の忍耐力と行動力は、今でも本当に尊敬している。

しかし、その努力が実を結ぶことはなかった。

当時の私は、その様子を見ながら、あることをずっと考えていた。

「ケアマネジャーって、そんなに偉いんか?」

もちろん、ケアマネジャーという職業を否定したいわけではない。

当時から、介護の現場における重要な役割は理解していたつもりだ。

ただ、事業を始めたばかりの私たちにとっては、ケアマネジャーに営業し、気に入ってもらい、利用者を紹介してもらう。

そんな構造に見えていたのである。

自分たちがどれだけ良い施術を提供できたとしても、利用者に出会う機会すら得られない。

それが、もどかしくて仕方がなかった。

何というか、自分たちの事業の命運を、他人に握られているような気がしていたのだ。

そんなとき、ふと思った。

「それなら、自分がケアマネジャーになればいいんじゃないか?」

単純な発想である。

しかし、これが私がケアマネジャーの資格取得を目指した大きな理由のひとつだった。

もちろん、ケアマネジャーになれば何でも自由にできるわけではないし、利用者の利益を第一に考える必要がある。

それでも、これまで外から見ていた介護の仕組みを、今度は内側から理解できるようになる。

訪問マッサージという事業を、また違った角度から考えられるのではないか。

そんな期待もあった。

ところが、人生というものは面白い。

あれほどケアマネジャーへの営業に苦労したのに、今ではほとんど営業をせずに訪問マッサージの利用者が増えている。

そして、ちょうどそのタイミングで、夫婦そろってケアマネジャーの試験に合格したのである。

なんとも皮肉な話である。

合格したはいいものの……。

試験を受ける前、私にはひとつの構想があった。

それは、資格取得後に居宅介護支援事業所(ケアプランセンター)を開業することだ。

ケアプランセンターを自分たちで運営することができれば、介護の分野で新しい事業展開ができるのではないか。

そう考えていた。

ところが、調べていくうちに、思っていたほど簡単な事業ではないことが分かってきた。

まず、居宅介護支援事業所というのは、私が想像していた以上に利益を出すことが難しい。

利用者一人あたりの報酬には限りがあり、一定の利用者数を確保しなければ、十分な収益にはつながらない。

さらに、人員配置の要件や事務所の維持費、人件費なども考えなければならない。

特に私たちの場合、開業に必要な人員をどう確保するかが大きな課題になる。

単純に資格を取得したからといって、すぐに小さく開業できるものではないのだ。

事業という観点から見ると、少なくとも現段階の私たちにとっては、なかなかのハイリスク・ローリターンに思える。

夢を膨らませていたころの自分に、そっと教えてあげたい。

「もうちょっと調べてから試験を受けてもよかったんちゃうか」と。

いや、そもそも試験を受ける前に、事業の収益構造ぐらい調べておけという話である。

そんなわけで、当初考えていたケアプランセンターの開業については、少し慎重になっている。

幸いにも、現在の訪問マッサージ事業は順調だ。

せっかく事業が育ち始めているのだから、焦って新しいことに手を広げる必要もない。

まずは今ある事業を大切に育てていく。

これが、今の私の考えである。

とはいえ、せっかく勉強して合格したケアマネジャーの試験。

このまま何にも活用しないというのも、何だかもったいない。

実は、資格をどう活かしていくかについて、いくつか考えていることがある。

開業という形にこだわらずとも、今の事業との組み合わせ方や、別の可能性があるかもしれない。

このあたりについては、もう少し考えを整理して、別の記事で書いてみようと思う。

それでは、また。

以上!

コメントを残す

実名が公開されることはありません。

ABOUT US
koji(トレ​イン治療院 院長)はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師|国際中医専門員
大阪で治療院を開業して12年。 体は、その人の生き方や時間の積み重ねが静かに現れる場所だと感じています。 中医学を土台に、身体だけでなく心や生活の流れまで含めて整えていく。 そんな治療を大切にしています。 ブログでは、臨床の中での気づきや、体と向き合うための小さなヒントを、自分なりの言葉で書き残しています。 読んだ方の毎日が、少しでも軽くなれば嬉しい。
Back to top