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1日1問

東洋医学臨床論

次の文で示す症例に対する罹患筋への局所治療穴として適切なのはどれか。
17歳の男子。陸上部で長距離走をしている。ランニングを開始すると下腿前方に痛みと腫れが出るが、数十分の安静で症状が消失する。近医で前方コンパートメント症候群と言われた。」

1.小腸の下合穴

2.膀胱の下合穴

3.三焦の下合穴

4.胆の下合穴

回答→1

【解説】
コンパートメントとは「区間」という意味であり、下腿は前方区画・外側区画・後方浅区画・後方深区画の4つに分かれる。

交通事故やスポーツなどで下腿などに強い衝撃が加わり、骨折や内出血を起こすと区画内の内圧が上昇する。それにより血行障害や神経障害を引き起こし、筋の機能不全を引き起こしたのが急性のコンパートメント症候群で、早急な処置が必要である。

今回の問題では急性ではなく慢性のコンパートメント症候群と考えられる。ランニングや長時間の立ち仕事などで筋肉の容量が増えて内圧が上昇したことによるものである。部位は「前方」とあるので、前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋になる。相応するのは小腸の下合穴である下巨虚である。

〈下合穴〉
胆ー陽陵泉
小腸ー下巨虚
胃ー足三里
大腸ー上巨虚
膀胱ー委中
三焦ー委陽


 

 

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koji尊敬する人はルパン3世
大阪で治療院を開業して11年目になります。 妻と2人の子どもと暮らしながら、日々「うまくいかないこと」からも多くを学んでいます。 中医学に興味を持ち、身体だけでなく、心や思考の流れにも目を向ける治療を模索中。 このブログは、治療のことや日常での気づきを、自分なりの言葉で残す場所です。
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