はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師の免許証取得から受領委任制度の申請方法までを説明したいと思います。
自分自身がやってく中で分からない事も多く、沢山の問い合わせもしました。他の方の参考になれば幸いです。
なお私の記憶を辿って記事を書いてるので、最終は厚生局のHPを見て下さいね。
分からない場合はDMで聞いてくれればお応えしますが、厚生局に電話すれば優しく丁寧に教えてくれますよ。
（〇〇会とかに聞きましたが、入会しない限り少しも教えてくれません。）
もくじ
タイムリミット
学校を卒業後、５月末日までに受領委任の申請完了をすれば、申請した日から受領委任制度が使えます。
６月以降になると、１年間の実務経験を積んでからでないと受領委任制度は使えません。
つまり、８月に受領委任制度を使いたいと思って申請しようとしてもできないということです。
まずは免許申請
僕の場合、合格発表は３月２６日の１４時で、すぐ免許申請しました。
おそらく免許の申請方法は学校が卒業前に授業で教えてくれると思うのでここでは省略しますね。
免許申請の際の注意点
別紙の登録済証明書の記入もお忘れなく。これが無いと最速で手続きできません。
あと免許申請には病院での診断書も必要なので、先に準備しておくのが◎。
ただし、診断書は１ヶ月以内のものが必要なので、国試終わりにすぐ取得すると無効になるかもので早すぎるのも要注意。
保健所へGO
免許申請を済ませると、４月の頭ぐらいに登録済証明書のハガキが届きます。それが届いたら他の書類も合わせて保健所へ行きます。
※訪問のみの場合は出張施術業務開始届の提出が必要。院を構えて開業もするし訪問もするという場合は開業届のみでOK。
提出書類（店舗開業の場合）
・施術所開設届
・業務に従事する施術者の免許証の写し（今回は免許証は無いので登録済証明書）
・業務に従事する施術者の運転免許証等の本人確認書類の写し
・施術所の平面図
・所在地周辺の見取図
・定款の写し、もしくは履歴事項全部証明書等（法人の場合のみ）
・開設者の運転免許証等の本人確認書類の写し（個人の場合のみ）
厚生局のHP
※登録済証明書で届出した場合は、免許証が届いたら後日に保健所に持っていく必要有
あとは、後日に保健所から治療院に立入検査が来るので、それをクリアすれば完了！
（立入検査が済む前でも受領委任申請はできます。）
厚生局へGO！
保健所での届出が完了したら、次はその足で厚生局へ行こう。
受領委任とは？
施術者が、医療保険（療養費）で定める施術を行い、患者等から一部負担金を受け取り、患者等に代わって療養費支給申請書を作成・保険者等へ提出し、 患者等から受領の委任を受けた施術者等が療養費を受け取る取扱いです。簡単に言うと、普通に風邪引いて病院に行った時と同じということです。
提出書類
・確約書
・療養費の受領委任の取扱いに係る申出（施術所の申出）（様式第2号）
・療養費の受領委任の取扱いに係る申出（同意書）（様式第2号の2）
・施術所開設届の写し
・免許証の写し
・施術管理者研修の受講の確約書
・実務経験期間証明書の写し*（後日提出）
・施術管理者研修修了証の写し*（後日提出）
実務経験期間証明書について
これは、１年後の３月の末までに提出すればOK。
７日×７時間以上の勤務をしたら、院長に実務経験期間証明書を書いてもらう。
雇用契約（保健所に登録）が必要なのかは今のところグレーである。
勤務先が保険適用有の治療院の場合は実務経験証明書を書いてもらうだけでOKだが、保険適用無の治療の場合は保健所の開設届けの写しが必要らしい。
制度自体が新しくできたものなので、常に更新されているから、厚生局に確認した方が◎。
施術管理者研修修了証の写し
これも、後日に提出する必要あり。その代わりに、1年以内に管理者研修を必ず受講しますという確約書を提出する。
厚生局のHP
［ちなみに］
僕は開業日は３月３１日にしました。（この日が商売を始めるには史上最高に開運の日だったので、どうしてもこの日にしたかった。）
免許証は僕の場合、４月２８日に届きました。
実務経験証明書ですが、私の場合は開業している友人にお願いしました。
別のケースで、私の同級生は近所の治療院に直談判してお願いしたところ快く受け入れてもらっていました。（これはハードル高めですがねw）
以上が開設から受領委任申出までの流れです。
ご不明なことがあればLINEでも聞いてください。
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