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第26回 介護支援専門員 試験問題 保険医療サービス

このページの問題は、過去問をベースにしていますが、本番の試験問題文をそのまま転載したものではありません

同じ問題を何度も解くと、内容を覚えてしまい「知識ではなく暗記」で正答できてしまうことがあります。

そこで、学習効果を上げるために、意味が変わらない範囲で文章表現を一部調整しています。
(※正答の考え方・論点は過去問の範囲に沿っています)

Q26
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK。選んだら「答え合わせ」

  • 「指輪っかテスト」は、サルコペニア(筋肉減弱症)の簡便な評価法である。
  • フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
  • ロコモティブシンドロームとは、認知機能の低下によって起こるフレイルである。
  • 要支援と認定された者では、介護が必要となった原因の第1位は認知症である。
  • 配偶者との死別による心理的苦痛を和らげるには、ソーシャルサポートが有効である。

正解:

サルコペニア/フレイル/グリーフ(喪失)と支援の基本を押さえる問題。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ 指輪っか(下腿周径の簡易評価)は、サルコペニアのスクリーニングとして用いられる。
②○ フレイルは「健常⇔要介護」の間にある可逆的な脆弱状態(身体・心理・社会)。
③× ロコモは“運動器(骨・関節・筋)”の障害で移動機能が低下する概念。認知機能低下そのものではない。
④× 要支援の原因第1位は一般に「関節疾患」等が上位で、認知症が第1位と断定はできない(要介護とは傾向が違う)。
⑤○ 死別の悲嘆(グリーフ)を支える要素として、家族・友人・地域などのソーシャルサポートが有効。

押さえ方
ロコモ=運動器/フレイル=心身+社会/サルコペニア=筋肉量・筋力の低下(“フレイルの中核”になりやすい)。

Q27
次の記述のうち正しいものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 脈拍数と心拍数は、常に一致する。
  • 高体温とは、体温が36.5度以上である場合をいう。
  • 一般的に動脈壁にかかる圧力を血圧という。
  • 血圧には日内変動がある。
  • ジャパン・コーマ・スケール(JCS)は、意識レベルの評価に用いられる。

正解:

バイタルの基本定義+スケール(JCS)+日内変動の王道。

深掘り解説
各選択肢の判定
①× 不整脈などで「心拍はあるが末梢に届かない」ことがあり、心拍数≠脈拍数になり得る。
②× 36.5℃以上は平熱範囲。高体温=発熱を含む“体温上昇状態”で、この基準は不適切。
③○ 血圧は一般に動脈の血管壁に加わる圧力(収縮期・拡張期で表す)。
④○ 早朝高血圧など、血圧は日内変動・状況(緊張、運動、痛み)で変わる。
⑤○ JCSは意識レベルの評価法(0/1桁/2桁/3桁)で、救急〜介護連携でも重要。

実務ポイント
「普段の値」と「いつ・どんな状況で測ったか」をセットで共有すると、医療連携の質が上がる。

Q28
検査について適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の場合は、メタボリックシンドロームの診断において腹部型の肥満とされる。
  • AST(GOT)は、肝臓以外の臓器の疾患でも上昇する。
  • ヘモグロビンA1cは、採血時の血糖レベルを評価するのに適している。
  • 尿検査は、尿路感染症の診断に有効である。
  • CRP(C反応性たんぱく質)は、体内で炎症が起きているときに低下する。

正解:

腹囲基準・ASTの特徴・尿検査の使いどころがポイント。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ メタボの腹囲基準:男85cm/女90cm(腹部肥満の判定)。
②○ ASTは肝だけでなく心筋・骨格筋などにも存在し、筋障害などでも上がり得る。
③× HbA1cは“その瞬間”ではなく、過去1〜2か月の平均的血糖状態を反映する指標。
④○ 尿検査(白血球、亜硝酸塩、培養など)は尿路感染の評価に有用。
⑤× CRPは炎症で“上昇”する急性期反応蛋白。低下ではない。

覚え方
A1c=Average(平均)/CRP=Crisis(炎症で上がる)くらいの語呂で固定。

Q29
褥瘡について適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • しびれや麻痺は、原因となる。
  • 細菌感染の原因となる。
  • 寝たきりになると腹部にできやすい。
  • 予防方法の一つに、栄養管理がある。
  • 寝返りができない人に、体位変換は不要である。

正解:

褥瘡は「圧迫+ずれ+栄養+感覚低下」の総合問題として整理。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ 感覚低下(しびれ・麻痺)で痛みを感じにくく、同一部位の圧迫が続きやすい。
②○ 皮膚バリアが破綻すると感染の温床になり、蜂窩織炎などのリスクも上がる。
③× 好発部位は仙骨部・踵・大転子など“骨突出部”。腹部は一般的に好発ではない。
④○ 低栄養は皮膚の修復力を落とす。予防には栄養評価・摂取支援が重要。
⑤× 寝返りできないからこそ体位変換・除圧が必要。

実務の型
①除圧(体位変換・体圧分散)②皮膚観察 ③失禁/湿潤管理 ④栄養(蛋白・エネルギー)をセットで。

Q30
リハビリテーションについて適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 多職種が連携して行う。
  • 高齢者のケアは、リハビリテーション至上主義にのっとっている。
  • 運動に伴って低血糖発作が起こることがある。
  • 急性期病床は、急性期リハビリテーションの提供の場である。
  • 回復が見込めない要介護高齢者に対しては、実施しない。

正解:

「多職種連携」「安全管理」「急性期でもリハ」の基本を確認。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ PT/OT/STだけでなく医師・看護・介護・栄養・ケアマネ等の連携で成果が出る。
②× “至上主義”ではない。本人の価値観・安全・生活全体を踏まえた支援が原則。
③○ 糖尿病治療中の運動は低血糖を起こすことがあるため、時間帯・食事・薬の調整が重要。
④○ 急性期から離床・廃用予防を行う(急性期リハの役割)。
⑤× 回復が乏しくても、拘縮予防・呼吸循環の維持・QOL向上など目的はある。

試験の狙い
「治すリハ」だけでなく「生活を支えるリハ(維持・予防)」もリハビリだと理解できているか。

Q31
認知症について適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 認知症施策推進大綱においては、発症を遅らせることを目指している。
  • 運動不足の改善は、認知症の予防につながらない。
  • 自分の意思で決定できるように支援することが大切である。
  • MCI(軽度認知障害)は、すべて認知症に移行する。
  • 前頭側頭型認知症の症状の一つとして、物品の名前が出てこない意味性認知症の症状がある。

正解:

大綱の方向性/本人の意思決定支援/病型の特徴の確認。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ 予防・共生の両輪で、発症や進行を遅らせる取組が重視される。
②× 運動は認知機能低下リスクを下げる要素の一つとして位置づけられる(生活習慣の改善)。
③○ “本人の意思決定支援”はケアの中心。できることを奪わない関わりが重要。
④× MCIは一部が認知症へ移行するが、維持・改善する場合もある(“すべて”は言い過ぎ)。
⑤○ 前頭側頭型の中に意味性認知症があり、語の意味理解や呼称障害(物品名が出ない)などがみられる。

よくあるひっかけ
「すべて」「必ず」「常に」は誤りになりやすい。MCIは代表例。

Q32
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 高齢者は、急激な環境の変化があっても、環境への適応力は高い。
  • せん妄の有病率は、年齢とともに上昇する。
  • せん妄については、その発症に至ったきっかけで除去可能な要因がないか検討する。
  • 身体疾患の治療薬の中には、うつなどの精神症状を引き起こすものがある。
  • 統合失調症の陰性症状とは、妄想や幻覚をいう。

正解:

せん妄は「誘因の探索・除去」が超重要。薬剤性も頻出。

深掘り解説
各選択肢の判定
①× 高齢者は環境変化に弱く、せん妄・抑うつ・混乱が起きやすい。
②○ 高齢ほどせん妄リスクは上がる(入院、感染、脱水、薬剤などが引き金)。
③○ せん妄対応は「原因検索(感染・脱水・便秘・疼痛・薬剤など)→除去」が基本。
④○ 身体疾患薬でも精神症状を起こし得る(副作用・相互作用の視点)。
⑤× 妄想・幻覚は“陽性症状”。陰性症状は意欲低下・感情鈍麻・自閉など。

ケアマネの視点
「最近薬が増えた」「夜間不眠」「便秘・脱水」などの情報は、医療へ早く共有すると改善につながりやすい。

Q33
傷病に関する次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 診察や検査は、医師の負担が少ないものから行う。
  • 診断は、医師又は歯科医師が行う。
  • 患者は、自分の傷病の内容を知り、どのような治療を受けるか、自己決定する権利を有している。
  • 予後に関する説明では、患者の理解力なども考慮し、必要に応じて家族の立ちあいを求める。
  • 介護サービスの選択を助言するに当たり、予後は考慮しなくてよい。

正解:

診断主体・患者の権利・説明の配慮という基本。

深掘り解説
各選択肢の判定
①× 「医師の負担」基準ではない。患者の状態に応じ必要な診察・検査を行う。
②○ 診断行為は医師または歯科医師。ケアマネ等が診断を断定するのはNG。
③○ 知る権利・自己決定権(インフォームドコンセントの前提)。
④○ 予後説明は理解力・心理状態・支援体制を踏まえ、同席者を調整することがある。
⑤× 予後は目標設定・サービス量・看取り方針に直結するため重要。

ひっかけ
“誰が診断するか”と“誰が説明・支援するか”は分けて覚える。

Q34
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 介護支援専門員は、利用者の入院時に、退院後の利用者・家族の生活について医療機関に伝えることが重要である。
  • 退院後の居宅サービス計画の立案に役立つ情報には、入院期間中に介護支援専門員に共有される情報が含まれる。
  • 退院前カンファレンスに家族が参加する場合もある。
  • 退院後の訪問看護は、介護支援専門員が指示する。
  • 退院当日は、介護保険サービスを利用できない。

正解:

退院支援は「情報共有+家族参加+退院後の生活像」が鍵。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ 退院後の生活(住宅、家族の介護力、サービス利用歴)を病院側に共有するのが連携の出発点。
②○ 入院中のADL変化・リハ状況・服薬変更・食形態などは退院後計画の重要情報。
③○ 家族参加で退院後の役割分担・不安の整理が進む。
④× 訪問看護の“指示”は医師。ケアマネは調整・計画位置付け。
⑤× 退院当日でもサービス調整は可能(状況次第)。「利用できない」と断定は誤り。

実務メモ
「退院当日が一番事故が起きやすい」ので、送迎・食事・服薬・見守りの手当てを具体化すると強い。

Q35
高齢者の栄養・食生活について適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 低栄養状態では、筋力の低下により転倒しやすい。
  • 男性では、加齢とともに低栄養傾向の者の割合は減少する。
  • 骨粗鬆症予防には、アルコールを摂取することが大切である。
  • 使用している薬剤によっては、摂取してはならない食品がある。
  • 一方的な指導ではなく、双方向的なコミュニケーションを重視した相談の場を設ける。

正解:

低栄養→転倒、薬と食の相互作用、支援は対話型が基本。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ 低栄養→筋力低下→ふらつき・転倒リスク上昇。
②× 加齢で低栄養傾向は増えやすい。食欲低下・独居・嚥下低下など要因が重なる。
③× 骨粗鬆症予防はCa/ビタミンD/運動など。アルコール推奨は不適切。
④○ 薬と食品の相互作用(例:一部薬剤とグレープフルーツ等)に注意が必要。
⑤○ 行動変容は“押しつけ”より、本人の価値観を聞きながら一緒に決める方が継続しやすい。

実務ポイント
「体重減少」「食事量低下」「独居・喪失体験」は栄養低下のサイン。早めに医療・栄養へつなぐ。

Q36
次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。

※複数選択OK

  • 重症の糖尿病性ケトアシドーシスの患者では、異常な呼吸がみられることがある。
  • 起座呼吸は、気管支喘息の患者にもみられる。
  • 高齢者の肺活量の低下の一因として、肺の残気量の低下がある。
  • 在宅酸素療法において、携帯用酸素ボンベの使用に慣れれば、介護支援専門員の判断で酸素流量を設定してよい。
  • 簡易酸素マスクで酸素流量が不足する場合は、鼻カニューレに交換する。

正解:

DKAの呼吸(クスマウルなど)/起座呼吸の理解が鍵。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ DKAでは代謝性アシドーシスを代償する深大呼吸(クスマウル様)が出ることがある。
②○ 呼吸困難で座位の方が楽になる状態(起座呼吸)は喘息でも起こり得る。
③× 高齢では胸郭の可動性低下などで肺活量は下がり、残気量はむしろ増える方向が一般的。
④× 酸素流量の設定・変更は医師の指示に基づく。慣れで勝手に変更はNG。
⑤× 酸素“不足”なら鼻カニューレより、より高濃度投与が可能な方法を検討する。交換方向が逆。

危険サイン
呼吸がいつもと違う/意識がぼんやり/SpO2低下などは早めに医療へ連絡・受診判断。

Q37
感染症と主な感染経路の組合せについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 季節性インフルエンザ - 飛沫感染
  • 腸管出血性大腸菌感染症 - 接触感染
  • 結核 - 空気感染
  • 疥癬 - 飛沫感染
  • MRSA感染症 - 空気感染

正解:

感染経路は「飛沫/接触/空気」を取り違えないのがコツ。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ インフル:主に飛沫(+接触も起こり得る)。
②○ 腸管出血性大腸菌:便・汚染食品などによる接触(経口)対策が中心。
③○ 結核:空気感染(飛沫核)でN95等が論点になりやすい。
④× 疥癬:主に接触(皮膚接触、寝具など)。飛沫ではない。
⑤× MRSA:主に接触感染。空気感染ではない。

覚え方
空気感染は代表が「結核・麻疹・水痘」。ここに入らないものはまず接触/飛沫を疑う。

Q38
高齢者に起こりやすい急変や急変時の対応について適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 衣類の下の皮膚をやけどしたときは、衣類を脱がしてから冷やすようにする。
  • 異物をのどに詰まらせたときは、前かがみにさせて背中を強く叩くと排出することがある。
  • 心肺蘇生時の胸骨圧迫は、1分間に60回を目安に行う。
  • 寝たきりの高齢者が嘔吐した場合には、側臥位にする方がよい。
  • せん妄の原因の一つに薬剤の投与がある。

正解:

窒息対応・誤嚥予防・薬剤性せん妄の基本。

深掘り解説
各選択肢の判定
①× 衣類が皮膚に貼り付いている場合、無理に剥がすと損傷を広げる。まず冷却が基本(状況により医療へ)。
②○ 窒息時の背部叩打法は有効なことがある(安全に前屈位で)。
③× 胸骨圧迫は一般に100〜120回/分が目安。60回/分は少なすぎる。
④○ 嘔吐時は誤嚥予防のため側臥位(回復体位)にする。
⑤○ 薬剤(鎮静、抗コリンなど)でせん妄が誘発されることがある。

現場の優先順位
①窒息・呼吸 ②意識 ③誤嚥予防 ④救急要請判断(迷ったら早め)。

Q39
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 筋力トレーニングは、糖尿病の予防につながる。
  • 大きな負荷で行う筋力トレーニングは、息を止めて行うと安全である。
  • 冬の寒い時期の運動中は、汗をかかなくても水分補給が必要である。
  • たんぱく質摂取に制限のない高齢者では、その摂取の目標量は1日30gである。
  • 喫煙は、脳卒中のリスク因子である。

正解:

生活習慣病予防/脱水予防/喫煙リスクの基本を確認。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ 筋量増加はインスリン感受性改善に寄与し、糖尿病予防の要素になる。
②× 息こらえは血圧急上昇(バルサルバ)を招きやすい。呼吸を止めない。
③○ 冬でも呼気・皮膚から水分は失われる。高齢者は口渇感が鈍く脱水に注意。
④× 30g/日は少なすぎる(必要量は体重等で考える)。“言い切り”に注意。
⑤○ 喫煙は動脈硬化を進め、脳卒中のリスク因子。

覚え方
「息こらえ=危険」「冬でも脱水」「30g固定は怪しい」で瞬時に切る。

Q40
ターミナルケアについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 人生の最終段階を穏やかに過ごすことができる環境の整備は、法律に基づく政府の努力義務とされている。
  • 介護保険の特定施設は、看取りの場となり得る。
  • 看護師は、死亡診断書を作成することができる。
  • 痛みの訴えは、身体的な要因によるものであるため、医療処置で対応できる。
  • グリーフケアとは、遺族の悲嘆への配慮や対応を行うことである。

正解:

看取りの場/痛みの全人的理解/遺族支援(グリーフ)がポイント。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ 最終段階を穏やかに過ごせる体制整備は政策上も重視される。
②○ 特定施設でも看取りはあり得る(体制・同意・医療連携が整う前提)。
③× 死亡診断書は医師が作成(看護師は作成しない)。
④× 痛みは身体だけでなく心理・社会的要因も影響(トータルペイン)。医療処置だけでは不十分なことがある。
⑤○ 遺族の悲嘆への配慮・支援がグリーフケア。

試験の狙い
「看取り=医療だけ」ではなく、本人・家族の意思と生活支援・心理支援まで含めて考えられるか。

Q41
指定通所リハビリテーションについて正しいものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 要介護認定を受けた若年性認知症患者は、利用できる。
  • 通所リハビリテーション計画は、介護支援専門員が作成しなければならない。
  • 介護職員は、リハビリテーション会議の構成員になれない。
  • 介護老人保健施設は、提供することができる。
  • 心身機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるために行われる。

正解:

計画作成主体の取り違え(ケアマネではない)に注意。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ 若年性認知症でも要介護認定があれば利用対象になり得る。
②× 通所リハ計画は事業所側(医師関与のもと)で作成。ケアマネは居宅サービス計画に位置付ける。
③× 介護職員も会議の構成員になり得る(生活場面の情報が重要)。
④○ 老健は通所リハの提供が可能。
⑤○ 維持回復・自立支援が目的。

押さえ方
「ケアマネ=居宅サービス計画」「事業所=各サービス計画」を分けると迷いにくい。

Q42
指定短期入所療養介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

※複数選択OK

  • 検査、投薬、注射、処置等は、利用者の病状に照らして妥当適切に行うものとされている。
  • おむつ代は、利用者が負担するものとされている。
  • 胃ろうがある場合には、利用できない。
  • 日帰りの利用はできない。
  • 短期入所療養介護計画は、既に居宅サービス計画が作成されている場合は、当該計画の内容に沿って作成しなければならない。

正解:

医療的管理の枠組みと、居宅サービス計画との整合がポイント。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ “療養介護”は医療的管理を含み、病状に照らし妥当適切に実施する。
②× おむつ代などは扱いが一律で断定できない形で出されることが多く、この設問では誤り。
③× 胃ろうがあるから一律不可ではない(受入体制・医療管理で判断)。
④× “短期入所”は宿泊を前提とするが、「日帰り不可」と断定するのは不適切とされやすい。
⑤○ 居宅サービス計画がある場合、その内容に沿って計画を作成する(整合性)。

ポイント
施設側の計画は“居宅サービス計画と矛盾しない”が原則。連携の基本。

Q43
指定看護小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 居宅で生活している要支援者も利用できる。
  • 看護小規模多機能型居宅介護計画の作成に当たっては、利用者の多様な活動が確保されるものとなるように努めなければならない。
  • 看護サービスの提供開始時は、主治の医師による指示を口頭で受けなければならない。
  • サテライト型指定看護小規模多機能型居宅介護事業所の登録定員は、18人以下である。
  • 看護小規模多機能型居宅介護費は、月単位で設定されている。

正解:

計画の視点/サテライト定員/包括(月単位)の整理。

深掘り解説
各選択肢の判定
①× 看多機は原則要介護者が対象(要支援者まで広げて言い切ると誤りになりやすい)。
②○ 生活の継続・社会参加も含め“多様な活動”を確保する視点が求められる。
③× 看護は医師の指示が必要だが「口頭で受けなければならない」と限定するのが誤りポイント。
④○ サテライト型の登録定員は18人以下。
⑤○ 介護費は月包括で設定される(回数ごとの積み上げではない)。

押さえ方
“小規模多機能/看多機”は「登録制」「通い・泊まり・訪問」「包括(月単位)」がセット。

Q44
介護老人保健施設について正しいものはどれか。3つ選べ。

※複数選択OK

  • 入所者は、病状が安定し入院治療の必要がない要介護3以上の認定を受けた者である。
  • 保健医療サービス又は福祉サービスを提供する者との密接な連携に努めなければならない。
  • 口腔衛生の管理体制を整備し、各入所者の状態に応じた口腔衛生の管理を計画的に行わなければならない。
  • 理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士を置かなければならない。
  • 看取り等を行う際のターミナルケア加算は、算定できない。

正解:

老健の連携・口腔管理・リハ職配置の基本。

深掘り解説
各選択肢の判定
①× 老健入所が「要介護3以上」と限定されていない(要介護1〜でも対象になり得る)。限定が誤り。
②○ 医療・福祉の密接連携が求められる(在宅復帰支援の施設)。
③○ 口腔衛生管理体制+計画的実施が求められる。誤嚥性肺炎予防にも直結。
④○ リハ専門職(PT/OT/STのいずれか等)の配置が求められる。
⑤× 老健でも看取り関連の加算等は算定され得るため、「算定できない」と断定は誤り。

老健の位置づけ
“治療の場”というより「リハ・生活支援を通じて在宅復帰/在宅生活継続を支える中間施設」。

Q45
介護医療院について適切なものはどれか。2つ選べ。

※複数選択OK

  • 住まいと生活を医療が支える新たなモデルとして創設された。
  • 開設者は、医療法人でなければならない。
  • 療養病床には、I型療養床とII型療養床がある。
  • 併設型小規模介護医療院の入所定員は、25人以下である。
  • 療養室入所者1人当たりの床面積は、5.0m²以上とされている。

正解:

介護医療院の位置づけ(生活+医療)と、I型/II型の整理。

深掘り解説
各選択肢の判定
①○ 「医療+生活」の統合施設としての位置づけがポイント。
②× 開設者が医療法人に限定されるわけではない(限定表現が誤りポイント)。
③○ 介護医療院はI型/II型で医療必要度等の性格が分かれる、という整理が重要。
④× 小規模併設型の定員を「25人以下」と言い切るのは不適切(数字断定はひっかけになりやすい)。
⑤× 床面積の基準も「5.0㎡以上」と断定は不適切(数値の言い切りは要注意)。

攻略のコツ
介護医療院は「生活施設としての側面」も問われる。数値断定より、まず“位置づけ・目的”を確実に。

採点26〜45を一括採点

※選択が終わったら「一括採点」。間違えた問題は解説が自動で開きます。


ABOUT US
koji尊敬する人はルパン3世
大阪で治療院を開業して11年目になります。 妻と2人の子どもと暮らしながら、日々「うまくいかないこと」からも多くを学んでいます。 中医学に興味を持ち、身体だけでなく、心や思考の流れにも目を向ける治療を模索中。 このブログは、治療のことや日常での気づきを、自分なりの言葉で残す場所です。
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