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年末に、ひとつの言葉をシェアさせてください

今年もトレ​イン治療院に足を運んでくださり、本当にありがとうございました。

年末ということもあり、今日は健康の話というより、最近読んでいる本の中で「なるほどな」と腑に落ちた考え方を、ひとつシェアさせてください。

それは

「親の心、子知らず」

という言葉です。

この言葉、「親が考えていることは子どもには分からない」という意味だと思っている方も多いかもしれません。

でも、私が読んだ本では、少し違う意味で説明されていました。

「知られないこと」に意味がある

その本では、

「親の心を、子に“知られてはいけない”」

というニュアンスで書かれていました。

どういうことかというと——

親が

「あなたのために、こんなに我慢してきた」

「これだけ苦労して育てたんだ」

という“思い”を、そのまま子どもに伝えてしまうと、

それは無償の愛ではなく、交換の関係になってしまう、という考え方です。

無償の愛が、交換に変わる瞬間

たとえば子どもに、

「あなたのために、お父さんもお母さんも我慢してきたんだよ」

と伝えたとします。

すると子どもは、

  • 返さなきゃいけない
  • 期待に応えなきゃいけない
  • 裏切っちゃいけない

そんな見えない負担を背負うことになります。

本来、贈与というものは受け取った側が“返さなくていい”もののはずなのに、苦労や犠牲を見せた瞬間に、それは「交換」に変わってしまう。

だからこそ、親は自分の苦労を語りすぎてはいけないし、子は親の心を“すべて知る必要はない”。

そう考えると、

「親の心、子知らず」という言葉がとてもやさしく、深い意味を持っているように感じました。

私たちと、親との関係で考えてみると

この話は、親と子だけの話ではないと思います。

私たち自身も、親からたくさんのものを受け取っています。

でも、そのすべてを正確に理解することはできませんし、理解しなくてもいいのかもしれません。

贈与というものは、すべてを知ることよりも、”想像しようとすること

その姿勢自体に意味があるのだと思います。

身体のケアも、少し似ている気がします

身体を整えることも、「一回で全部わかる」「完全に理解する」というものではありません。

ときどき自分の身体を思い出して、

少し気にかけて、

また日常に戻る。

その関わり続ける姿勢が、

結果的に大きな差を生むのだと思っています。

トレ​イン治療院の新しい取り組みについて

そんな考え方を形にしたくて、トレイン治療院では新しいショップカードを始めました。
(良い話だったのに、ステマかよ。という声が聞こえてきそうですが・・・)

このカードは、割引や回数を管理するためのものではありません。

ご来院だけでなく、ブログを読んだり、ご自身の身体に少し意識を向けたり、そうした関わりの中で自然にポイントがたまっていくカードです。

「続けること」

「気にかけること」

その姿勢そのものに、意味がある。

そんなメッセージを込めています。

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今後も、ブログを読んで下さったりすると、最後の最後の最後の方にポイント付与のボタンを設置することがあります。(絶対に読み飛ばさないで)

ポイントが貯まると良いことがありますよ。ふふふ😏

※ ご来院時には、院内でポイントが付与される仕組みも順次ご案内していきます。

2025年、最後の挨拶

今年一年を振り返ると、本当にいろいろなことが思い出されます。

きっと皆さまも、それぞれに山あり谷ありの一年だったのではないでしょうか。

私のプライベートを少しだけ振り返ると……

そうですね。

大変だったことと言えば、

妻と姑の喧嘩があったり、

あとは・・・

姑と妻の大喧嘩があったり、

他には・・・

そして姑と妻の冷戦があったりました。

……これ以上書くと怒られそうなので、この辺で。
(普段は、ほんとうにとても仲良しなんですよ🤫。)

冗談はさておき、今年は自分自身も含め、家族みんなが大きく成長できた一年だったと感じています。

妻にも、両親にも、そして、このブログを読んでくださっている皆さまにも、心から感謝しています。

今年も一年、本当にありがとうございました。

来年も、無理なく、でも途切れずに。

皆さまの身体と関わっていけたら嬉しいです。

どうぞ、良い年末年始をお過ごしください。

ちなみに私は、年末は映画『マトリックス』を観ながら、マルチバースやパラドクスについてゆっくり考えてみようと思っています。

さようなら!!!

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