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1日1問

 臨床医学各論

僧帽弁狭窄症について正しいのはどれか。

1 心拍出量が増加する。

2 心房細動の合併が多い。

3 収縮期に心雑音がみられる。

4 早期より頸静脈怒張が生じる。

回答→2

【解説】
僧帽弁狭窄症(MS)は、僧帽弁口が何らかの原因で狭窄し、拡張期に左房から左室への血液の流入が障害された状態をいう。原因としてはリウマチ熱感染後の心内膜炎が多いが、リウマチ熱の激減により、僧帽弁狭窄症の新規発症も激減している。

【病態生理】
①拡張期の僧帽弁開放不良
②左房から左室への血液流出障害(拡張期の心雑音聴取)
③左房圧の上昇(二次性肺高血圧症)
④左房拡大(心房細動・塞栓症の合併・心不全)

【ポイント】
・動悸、不整脈
・労作時呼吸困難、起坐呼吸、夜間発作性呼吸困難
・Ⅰ音の増強
・拡張ランブル音

1 心拍出量が低下する。
2○心房細動の合併が多い。
3 拡張期に心雑音がみられる。
4 頸静脈怒張は右心不全でみられる。


 

 

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koji尊敬する人はルパン3世
2015年、大阪の心斎橋にトレイン治療院を開業。現在は中医学を少しずつ学び中です。 趣味は、中国語、中医学、投資(日株・米株・先物)、映画(marvel love)、お笑い(くだらない系love)、AbemaTV(論破系love)、キャンプ、フルート、水泳、そして今の仕事です。基本的にミーハーです。
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