生理学
1分子のグルコースから最も多くATPを合成するのはどれか。
1 クエン酸回路
2 解糖系
3 電子伝達系
4 ローマン反応
回答→3
【解説】
1 クエン酸回路ー2モルのATP(好気性の反応)
2 解糖系ー2モルのATP(嫌気性の反応)
3◯電子伝達系ー34モルのATP(好気性の反応)
4 ローマン反応ーグルコースからATPを合成するわけではない。筋収縮のエネルギー消費によってATPが使われるとADPが増加する。クレアチンリン酸はリン酸塩基をADPに渡してATPに再合成できる。これをローマン反応と言う(嫌気性の反応)。筋線維内に貯蔵されているクレアチンリン酸の量は、運動を約10秒間行える程度である。