新型コロナ後遺症・接種後から続く体調不良でお悩みの方へ。倦怠感・動悸・息切れ・不眠・ブレインフォグ・ME/CFS様症状に対する鍼灸・マッサージのご相談

新型コロナ感染後、またはワクチン接種後から、強い倦怠感、動悸、息苦しさ、頭痛、めまい、不眠、集中力の低下、胃腸の不調などが続いている方がいます。検査では大きな異常がないと言われても、日常生活や仕事、家事、外出に支障が出ることがあります。
トレイン治療院では、医療機関での確認を大切にしながら、鍼灸・マッサージ・整体・訪問施術を通して、体の回復を支えるお手伝いをしています。

WHOの2025年の説明では、COVID-19にかかった人の約6%がpost COVID-19 conditionを発症するとされています。 

なぜこのページを作ったのか

このページを作ろうと思ったきっかけは、コロナワクチン接種後から体調を崩し、慢性疲労症候群、いわゆる”ME/CFS”で苦しんでいる方の施術依頼を受けたことでした。その方の状態を知り、また平畑光一先生の著書『コロナ後遺症〜治らない“慢性不調”の正体〜』を読んだことで、同じように長引く不調で苦しんでいる方が多くいることを知りました。

特に印象に残ったのは、コロナ後遺症やME/CFSのような状態では、単に「体力をつければよい」「運動すれば治る」とは限らないということです。むしろ、無理をすることで症状が悪化してしまう方もいます。

また、平畑先生が、東洋医学の考え方や、漢方、経絡、自律神経、身体のこわばりをゆるめる物理的な療法などにも触れながら、症状に合わせたケアの重要性を伝えておられる点にも、私は強く共感しました。私自身も日々の施術の中で、病名そのものを治すというよりも、その方に出ている症状や体の反応を丁寧に見ながら、鍼灸、マッサージ、整体、中医学的な視点を組み合わせて施術を行っています。

コロナ後遺症やME/CFS様の不調も、疲労感、動悸、息苦しさ、頭痛、睡眠障害、胃腸の不調、首肩や背中のこわばりなど、実際にはさまざまな症状として現れます。その一つひとつの症状に対して、体の負担を減らし、回復しやすい状態をつくるお手伝いなら、鍼灸やマッサージ、中医学の考え方が力になれる部分もあるのではないか。そう感じたことが、このページを作ろうと思った大きな理由です。

もちろん、コロナ後遺症やME/CFSは、まだわかっていないことも多い病気です。だからこそ、症状を否定せず、無理に励ましすぎず、体の状態に合わせて、慎重に回復を支える場所が必要だと感じています。

トレイン治療院が、そのような不調で悩む方にとって、少しでも安心して相談できる場所になれればと思っています。

コロナ後遺症とは

新型コロナ後遺症は、新型コロナウイルス感染後に症状が長く続く、または一度よくなった後に再び症状が出てくる状態を指します。症状は人によって大きく異なり、疲労感、息切れ、動悸、頭痛、めまい、睡眠障害、集中力の低下、筋肉痛、関節痛、胃腸症状など、さまざまな不調がみられます。

また、日によって体調に波があることも特徴です。昨日は少し動けたのに、今日は急に体が重い。少し外出しただけで、翌日以降に強い倦怠感や頭痛、動悸、発熱感などが出てしまう。このように、無理をした後に症状が悪化する状態は「クラッシュ」と呼ばれることもあります。

コロナ後遺症の方の中には、特に強い倦怠感が長く続き、少し動いただけで症状が悪化する方がいます。そのような場合、ME/CFS、つまり筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群に似た状態を示すことがあります。そのため、医療機関では「コロナ後遺症」として説明される場合もあれば、症状の経過や診断基準によっては「ME/CFS」と診断される場合もあります。

ME/CFSについて

ME/CFSとは、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群のことです。名前に「疲労」と入っていますが、単なる疲れや体力不足とは異なります。強い倦怠感、睡眠の質の低下、認知機能の低下、起立性の不調、痛みなどを伴い、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。

ME/CFSで特に重要とされているのが、PEM、つまり労作後倦怠感です。これは、少し動けたからといって活動量を増やした後に、翌日以降になって強い疲労感、動悸、頭痛、発熱感、思考力の低下などが悪化する状態です。たとえば、買い物に行った翌日に寝込んでしまう、人と話した後に強い疲労が出る、少し家事をしただけで数日間動けなくなる、といった形で現れることがあります。

コロナ後遺症でも、このPEMに似た反応がみられる方がいます。
そのため、コロナ後遺症やME/CFS様の状態では、「鍛える」「頑張って動く」ことが、必ずしも回復につながるとは限りません。むしろ大切なのは、今の体がどこまでなら負担なく動けるのかを見極めることです。体調を崩さない範囲で生活や活動量を調整しながら、少しずつ回復しやすい状態を整えていく必要があります。

よくみられる症状

全身症状
強い倦怠感、疲れやすさ、微熱感、体が重い、寝ても回復しない。
自律神経症状
動悸、息苦しさ、めまい、立ちくらみ、発汗異常、体温調節の乱れ。
脳・神経症状
ブレインフォグ、集中力低下、記憶力低下、頭痛、音や光への過敏。
睡眠症状
不眠、眠りが浅い、過眠、昼夜逆転、熟睡感がない。
胃腸症状
食欲不振、胃もたれ、下痢、便秘、腹部不快感。
痛み・筋肉の症状
首肩こり、背中の張り、筋肉痛、関節痛、しびれ感。

WHOも、long COVIDでは200を超える症状が報告されており、疲労、息切れ、頭痛、思考・集中の困難、筋肉や関節の痛みなどを代表的な症状として挙げています。

平畑先生の本に出てくる原因の説

  • ウイルス残存説
    感染後も体のどこかにウイルス成分やウイルスの痕跡が残り、免疫反応や炎症が続いているのではないかという説です。完全な感染状態というより、「体がずっと反応し続けている」イメージです。
  • 自己抗体説
    本来は外敵を攻撃する免疫が、自分の体の一部に反応してしまう可能性を考える説です。自律神経や血管、ホルモン調節などに関係すると、動悸、めまい、倦怠感、体温調節の乱れなどにつながる可能性があります。
  • T細胞説
    T細胞は免疫の司令塔・実行部隊のような働きを持つ細胞です。この働きが乱れることで、炎症が長引いたり、感染後の回復がうまく進まなかったりする可能性が考えられています。
  • ウイルス再活性化説
    体内に潜んでいた別のウイルス、たとえばEBウイルスなどが、コロナ感染後の免疫変化をきっかけに再び活動し、不調を引き起こすのではないかという説です。「昔のウイルスが目を覚ます」ようなイメージです。
  • 細菌叢の異常説
    腸内細菌や口腔・上咽頭などの細菌バランスが乱れることで、免疫、自律神経、炎症、胃腸症状に影響するのではないかという説です。下痢、便秘、食欲不振、胃もたれなどが続く方では、この視点も大切になります。
  • 微小血栓・内皮障害説
    細い血管の内側、つまり血管内皮に障害が起こったり、小さな血栓ができたりすることで、全身の酸素や栄養の巡りが悪くなるのではないかという説です。中医学的には、血の巡りが滞る「瘀血」と重ねて考えやすい部分です。WHOも、long COVIDの研究で、体内のウイルス残存、免疫反応や自己免疫の変化、微小血栓などが見つかっていると説明しています。
  • 肺障害説
    肺や呼吸機能への影響が残り、息苦しさ、呼吸の浅さ、運動時の息切れなどにつながるという説です。ただし、検査で大きな異常がない場合でも、呼吸のしづらさを感じる方がいます。
  • セロトニン減少説
    セロトニンは、気分、睡眠、痛み、自律神経、腸の働きなどに関わる物質です。セロトニンの働きが低下することで、気分の落ち込み、不眠、痛み、胃腸症状、疲労感などに関係する可能性が考えられています。
  • 慢性上咽頭炎説
    鼻の奥、のどの上の部分にあたる上咽頭に慢性的な炎症が残り、自律神経や免疫に影響するという説です。頭痛、倦怠感、めまい、喉の違和感、後鼻漏、首肩こりなどと関係することがあります。

セルフケア

大切なのは、無理に鍛えないことです。

・体調が良い日に予定を詰め込みすぎない
・症状が悪化する前に休む
・運動は「気持ちいい範囲」ではなく「翌日悪化しない範囲」で考える
・睡眠と休息を最優先する
・スマホ、光、音、会話などの刺激で疲れる方は刺激量も調整する
・胃腸に負担をかけない
・呼吸を無理に深くしようとせず、楽に吐ける状態を作る
・首、背中、胸郭、腹部の緊張をゆるめる
・鼻うがいや上咽頭ケアは、合う方には役立つ場合があるが、無理に行わない

参考:平畑先生による新型コロナ後遺症の情報サイト

トレイン治療院でできること

当院では、コロナ後遺症やME/CFSそのものを「治す」と断定することはできません。
しかし、強い疲労感、自律神経の乱れ、首肩や背中の緊張、呼吸のしづらさ、睡眠の質の低下、胃腸の不調、冷えやほてりなどに対して、鍼灸・マッサージ・整体・中医学的な視点から、体の負担を減らすお手伝いを行います。

  • 自律神経の調整
  • 首肩、背中、胸郭、腹部の緊張緩和
  • 呼吸が入りやすい体づくり
  • 睡眠の質を整える施術
  • 胃腸症状への中医学的アプローチ
  • 冷え、ほてり、動悸感、頭痛への対応
  • 活動量やペース配分の相談
  • 外出困難な方への訪問相談

通院できる方へ

外出や通院が可能な方は、トレイン治療院で状態を確認しながら、無理のない施術を行います。
コロナ後遺症やME/CFS様の状態では、刺激量が多すぎると負担になることがあります。
そのため、初回から強い刺激を加えるのではなく、体調、疲労の出方、睡眠、動悸、呼吸、胃腸の状態などを確認しながら、慎重に施術を進めます。

外出が難しい方へ

強い倦怠感や息切れ、めまい、起立性の不調などにより、治療院まで通うことが難しい方もいます。
大阪市中央区・大阪府富田林市・大阪狭山市周辺で外出が困難な方は、状態や条件により、訪問での鍼灸・マッサージをご相談いただける場合があります。
医療保険を使った訪問マッサージには医師の同意書が必要ですが、まずは現在の状態をお聞きしたうえで、可能な方法をご案内します。

医師・医療関係者の先生方へ

新型コロナ後遺症、ワクチン接種後から続く体調不良、ME/CFS様の強い倦怠感や自律神経症状でお困りの患者様がいらっしゃいましたら、鍼灸・マッサージを補助的なケアの一つとしてご相談いただけます。

当院では、医療機関での診断や治療を妨げるものではなく、先生方の診療方針を尊重しながら、患者様の体調や活動量に配慮した施術を行います。

強い倦怠感、睡眠障害、動悸、息切れ、首肩背部の緊張、頭痛、胃腸症状、冷えやほてりなどに対して、鍼灸・マッサージ・中医学的な視点から、体の負担を減らし、日常生活を少しでも過ごしやすくすることを目的に施術いたします。

また、外出が困難な方については、大阪市中央区・大阪府富田林市・大阪狭山市周辺を中心に、訪問での鍼灸・マッサージをご相談いただける場合があります。

患者様が鍼灸やマッサージを希望される場合には、必要に応じて先生のご指導のもと、医療と連携しながら慎重に対応いたします。

注意事項

当院の施術は、医療機関での診断や治療に代わるものではありません。
胸痛、強い息切れ、失神、急な麻痺、激しい頭痛、高熱、血栓が疑われる症状などがある場合は、まず医療機関を受診してください。
また、ワクチン接種後から続く体調不良については、必要に応じて、接種医、かかりつけ医、自治体窓口、予防接種健康被害救済制度などもご確認ください。

Consultation

長引く体調不良を、ひとりで抱え込まないでください

コロナ後遺症・接種後から続く体調不良・ME/CFS様症状など、
倦怠感、動悸、息切れ、不眠、ブレインフォグ、自律神経の不調でお悩みの方はご相談ください。

First visit / Symptom Form

症状を先に整理して伝えたい方へ

倦怠感・動悸・息切れ・不眠・ブレインフォグ・胃腸の不調・クラッシュの有無など、 来院前やご相談前に現在の状態を送っていただけます。

※問診票の送信だけでは予約確定ではありません。予約日時はネット予約またはLINE等でご確認ください。

※当院の施術は医療機関での診断や治療に代わるものではありません。胸痛、強い息切れ、失神、急な麻痺、激しい頭痛、高熱などがある場合は、まず医療機関を受診してください。現在通院中の方は、医師の指示を優先してください。

Back to top