第34回 はりきゅう国家試験 公衆衛生

公衆衛生(問題5〜10)
※本ページの問題文・選択肢は、学習しやすいように表現を調整しています(パラフレーズ)。
同じ問題を繰り返すと「答えの位置」や「番号」だけを覚えてしまい、理解できているか判断しにくくなるため、
選択肢の並びは表示のたびに入れ替わります(内容の正誤は変わりません)。

問5 健康日本21(第三次)で示された「自然に健康になれる環境づくり」に相当する疾病の予防段階はどれか。

深掘り
問5 解説(0次予防と健康になれる環境づくり)
  • 0次予防とは、個人が意識して健康行動を始める前の段階で、
    健康になりやすい社会環境そのものを整える考え方です。
  • 例えば、自然に歩きたくなる街づくり、健康的な食品を選びやすい売り場、
    受動喫煙を防ぐ環境整備などが該当します。
  • 1次予防は、疾病の発生を防ぐための生活習慣改善や予防接種です。
  • 2次予防は、健康診断や検診による早期発見・早期治療です。
  • 3次予防は、発症後の重症化、再発、障害を防ぐための治療やリハビリテーションです。

暗記核:
「環境を変えて自然に健康になる=0次予防」

問6 我が国の2023年度の児童虐待相談において、主な虐待者として最も多いのはどれか。

深掘り
問6 解説(児童虐待相談における主な虐待者)
  • 2023年度の児童虐待相談における主な虐待者は、
    実母が48.7%で最も多いとされています。
  • 次いで実父が42.3%で、実母と実父の割合が大部分を占めています。
  • 統計問題では、「虐待の種類」「相談経路」「主な虐待者」を混同しないことが大切です。
  • 虐待の種類では心理的虐待、相談経路では警察等からの通告が多いという別の統計もあります。

暗記核:
「2023年度の主な虐待者=実母が最多」

問7 結核患者が使用した食器の洗浄に用いるものとして、必要かつ十分なのはどれか。

深掘り
問7 解説(結核の感染経路と食器の洗浄)
  • 結核は、結核菌を含む飛沫核を吸い込むことによる
    空気感染が中心です。
  • 食器を介する感染が主な感染経路ではないため、通常の使用であれば
    特別な消毒薬を用いる必要はありません。
  • 食器に付着した汚れを中性洗剤で通常どおり洗浄することで十分です。
  • ビグアナイド系消毒剤、塩素系消毒剤、逆性石けんを日常の食器洗浄に使用する必要はありません。

暗記核:
「結核=空気感染」「食器は中性洗剤で十分」

問8 精神保健福祉法に基づく緊急措置入院の入院期限として正しいのはどれか。

深掘り
問8 解説(緊急措置入院の期限)
  • 緊急措置入院は、急速を要し、通常の措置入院に必要な
    2名の指定医による診察を待てない場合に行われます。
  • 1名の精神保健指定医の診察により、自傷他害のおそれがあると判断された場合に、
    都道府県知事等が入院措置を行います。
  • 緊急措置入院の期間は72時間以内です。
  • 期間を超えて入院が必要な場合は、改めて通常の措置入院などの要件を満たす必要があります。

暗記核:
「緊急措置入院=指定医1名・72時間以内」

問9 小学校就学予定者に対する就学時健康診断を行うのはどれか。

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問9 解説(就学時健康診断の実施主体)
  • 小学校への就学予定者に対する就学時健康診断は、
    市町村の教育委員会が実施します。
  • 就学時健康診断は、翌学年の初めから数えて原則として4か月前までに行われます。
  • 入学後の児童生徒に対する定期健康診断は、学校が行うため、混同しないようにします。
  • 医師会や学校医が健診に協力することはありますが、実施主体は市町村教育委員会です。

暗記核:
「就学前=市町村教育委員会」「入学後=学校」

問10 ある一時点で、集団内に特定の病気をもつ者がどの程度いるかを示す疫学指標はどれか。

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問10 解説(罹患率と有病率の違い)
  • 有病率は、ある時点または一定期間に、
    集団の中に病気をもつ人がどの程度いるかを示します。
  • 問題文の「ある一時点」という表現から、
    特に時点有病率を問う問題だと分かります。
  • 罹患率は、一定期間内に新たに病気を発症した人の割合を示します。
  • 偽陽性率と偽陰性率は、検査結果の誤判定に関する指標です。

暗記核:
「今いる患者=有病率」「新しく発症=罹患率」

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koji(トレ​イン治療院 院長)はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師|国際中医専門員
大阪で治療院を開業して12年。 体は、その人の生き方や時間の積み重ねが静かに現れる場所だと感じています。 中医学を土台に、身体だけでなく心や生活の流れまで含めて整えていく。 そんな治療を大切にしています。 ブログでは、臨床の中での気づきや、体と向き合うための小さなヒントを、自分なりの言葉で書き残しています。 読んだ方の毎日が、少しでも軽くなれば嬉しい。
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