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第33回 はりきゅう国家試験 生理学

生理学(問題24〜32)
※本ページの問題文・選択肢は、学習しやすいように表現を調整しています(パラフレーズ)。
同じ問題を繰り返すと「答えの位置」や「番号」だけを覚えてしまい、理解できているか判断しにくくなるため、
選択肢の並びは表示のたびに入れ替わります(内容の正誤は変わりません)。

問24 血漿の性質として正しいのはどれか。




深掘り問24 解説(血漿:色・合成臓器・主要タンパクの役割)
  • 血漿の色:淡黄色。血液が赤いのは主に赤血球(Hb)の色。
  • 血漿タンパクの合成:多くは肝臓(例:アルブミン、フィブリノゲンなど)。免疫グロブリンは主にB細胞/形質細胞系。
  • アルブミン:血漿タンパクで最も多く、膠質浸透圧(オンコティック圧)の維持が重要役割 → 浮腫の理解につながる。
  • フィブリノゲン:凝固系(フィブリンの材料)。栄養指標の代表は一般にアルブミン側で覚える。

覚え方:「血漿は黄」「肝で作る」「Alb=膠質浸透圧」「Fib=凝固」

問25 肺循環について正しいのはどれか。




深掘り問25 解説(“動脈=酸素化”ではない:肺動脈の例外)
  • 肺動脈:右心室→肺へ。運ぶのは静脈血(低酸素血)
  • 肺静脈:肺→左心房へ。運ぶのは動脈血(高酸素血)
  • 動脈/静脈の定義:酸素の多寡ではなく、心臓から出る(動脈)/心臓へ戻る(静脈)で決まる。
  • 肺循環の圧:体循環(大動脈)より低圧が特徴(肺胞を守るため)。
  • 門脈:消化管→肝臓の特殊な静脈系で、肺循環とは別。

覚え方:「肺だけ逆:肺動脈=低O₂、肺静脈=高O₂」

問26 動脈血の酸素飽和度(SaO₂)の正常域として最も近いのはどれか。




深掘り問26 解説(SaO₂とSpO₂/酸素解離曲線の読み方)
  • SaO₂:動脈血のHb酸素飽和度。健常なら概ね95〜99%
  • 臨床でよく見るのはSpO₂(パルスオキシメータ)だが、目標値のイメージはSaO₂と近い。
  • 酸素解離曲線:上の方(飽和域)は“平坦”で、PaO₂が多少下がってもSaO₂が保たれやすい。
  • 一方、飽和が90%前後を切ると曲線が急になり、酸素化が悪化しやすい(基礎理解として)。

暗記核:「正常SaO₂=だいたい97%(95〜99)」

問27 大腸のはたらきとして正しいのはどれか。




深掘り問27 解説(大腸=水分回収+細菌叢+便形成)
  • 大腸の役割:水分・電解質の回収、便の形成・貯留、腸内細菌叢との関わり。
  • 腸内細菌:大腸に多く常在(発酵、短鎖脂肪酸、ビタミンKなどと関連づけて学ぶことがある)。
  • 水分吸収の中心:基本は小腸。大腸は“残りの回収”のイメージ。
  • 大蠕動(大ぜん動):頻回ではなく、一般に1日数回程度のイベント(食後などに起こりやすい)。
  • 消化酵素分泌:大腸はほぼ分泌しない。消化酵素は胃・膵・小腸が主。

覚え方:「小腸=消化吸収」「大腸=水分回収+便+細菌」

問28 ホメオスタシス(恒常性)に関連する数値で正しいのはどれか。




深掘り問28 解説(“数字の恒常性”をまとめて暗記)
  • 血液pH7.35〜7.45(およそ7.4)。最重要の頻出。
  • 1日尿量:一般に約1〜2Lが目安(400mLは乏尿の目安に近く、正常とは言いにくい)。
  • 細胞外液の等張:だいたい0.9%食塩水と同程度(3%は高張)。
  • 体液の割合:体重の約60%が体液。
    • 細胞内液(ICF):体液の約2/3
    • 細胞外液(ECF):体液の約1/3

暗記核:「pH7.4」「等張0.9%」「体液60%」「ICF:ECF=2:1」

問29 インスリンの作用として正しいのはどれか。




深掘り問29 解説(インスリン=“取り込み+貯蔵”のホルモン)
  • 分泌部位:膵臓のβ細胞(肝臓ではない)。
  • 分泌刺激:血糖上昇で分泌増加(抑制ではない)。
  • 主要作用
    • 筋・脂肪でグルコース取り込み↑(GLUT4の移行で説明されることが多い)
    • グリコーゲン合成↑(=貯蔵)
    • 糖新生↓、脂肪分解↓ など“血糖を下げる方向”
  • グリコーゲン分解を促進するのは、むしろグルカゴンやアドレナリンの文脈。

覚え方:「インスリン=入れる(取り込み)ためる(合成)

問30 一般に寿命が最も長い細胞はどれか。




深掘り問30 解説(細胞寿命:更新が速い/遅いで覚える)
  • 神経細胞:分裂・更新が乏しく、一般に長寿命(“一生もの”の代表で出やすい)。
  • 赤血球:寿命は約120日
  • 血小板:寿命は約7〜10日前後。
  • 上皮細胞:部位により差はあるが、比較的短い周期で更新(皮膚や消化管など)。

覚え方:「神経=長い」「赤=120」「血小板=1週間」「上皮=回転が速い」

問31 大脳皮質の機能局在で正しいのはどれか。




深掘り問31 解説(中心前回=運動、中心後回=感覚の鉄板)
  • 一次運動野中心前回(前頭葉)
  • 一次体性感覚野中心後回(頭頂葉)
  • 一次聴覚野:側頭葉(上側頭回付近)
  • 一次視覚野:後頭葉(鳥距溝周辺)

覚え方:前=運動」「後=感覚」+「聴=側頭」「視=後頭」。

問32 アキレス腱反射(伸張反射)の反射弓で正しいのはどれか。




深掘り問32 解説(伸張反射:筋紡錘・Ia・αMN・錘外筋)

アキレス腱反射は「筋を急に伸ばす→反射的に収縮」の代表例。反射弓を部品で覚えます。

  • 受容器筋紡錘(筋の伸張を検出)※腱器官は“張力”で、別の反射(逆伸張反射)側。
  • 求心路Ⅰa群線維(筋紡錘一次終末)
  • 中枢:脊髄で単シナプス(主動筋)+拮抗筋は抑制介在ニューロンで抑制(相反抑制)
  • 遠心路α運動ニューロン(γは錘内筋の感度調節で“主収縮”の出力ではない)
  • 効果器錘外筋(腓腹筋・ヒラメ筋など)

暗記核:「伸張反射=筋紡錘 → Ia → α → 錘外筋

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koji尊敬する人はルパン3世
大阪で治療院を開業して11年目になります。 妻と2人の子どもと暮らしながら、日々「うまくいかないこと」からも多くを学んでいます。 中医学に興味を持ち、身体だけでなく、心や思考の流れにも目を向ける治療を模索中。 このブログは、治療のことや日常での気づきを、自分なりの言葉で残す場所です。
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