同じ問題を繰り返すと「答えの位置」や「番号」だけを覚えてしまい、理解できているか判断しにくくなるため、
選択肢の並びは表示のたびに入れ替わります(内容の正誤は変わりません)。
問49 帯状疱疹について正しいのはどれか。
深掘り
問49 解説(帯状疱疹の発症と予防)
-
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが初感染後に神経節へ潜伏し、
再活性化することで発症します。 - 初回感染で起こるのは水痘です。
- 帯状疱疹ワクチンによって、発症や重症化、帯状疱疹後神経痛を予防できます。
- 発疹や痛みは通常、神経の支配領域に沿って片側性に現れます。
暗記核:
「初感染=水痘」「再活性化=帯状疱疹」「予防=ワクチン」
正解:
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化で起こり、ワクチンによる予防が可能です。
問50 パニック障害について正しいのはどれか。
深掘り
問50 解説(パニック発作の特徴)
- パニック発作は、明らかな危険がない状況でも突然出現します。
- 動悸、息苦しさ、胸部不快感、発汗、震え、強い恐怖などを伴います。
- 発作は短時間でピークに達し、通常は数分から数十分で軽快します。
- 治療には薬物療法や認知行動療法が用いられます。
暗記核:
「予期せず突然起こる=パニック発作」
正解:
パニック発作は、特定の場所や時間に限らず、突然起こるのが特徴です。
問51 脳性麻痺について正しいのはどれか。
深掘り
問51 解説(脳性麻痺の基本)
- 脳性麻痺は、発達期の脳に生じた非進行性病変による運動・姿勢の障害です。
- 病型では痙直型が最も多くみられます。
- 運動麻痺の程度と知的発達の程度は必ずしも一致しません。
- 痙縮の治療として、ボツリヌス毒素注射が用いられることがあります。
暗記核:
「病変は非進行性」「麻痺と知能は別に考える」
正解:
脳性麻痺では、運動麻痺の重さと精神発達の程度は必ずしも一致しません。
問52 小児の気管支喘息について正しいのはどれか。
深掘り
問52 解説(小児喘息の特徴)
- 気管支喘息では気道が狭くなり、特に息を吐き出しにくくなります。
- そのため発作時には呼気延長や喘鳴がみられます。
- 小児喘息ではアトピー型が多く、成長とともに寛解する例もあります。
- 脱水や痰の粘稠化を防ぐため、必要な水分補給を行います。
暗記核:
「喘息=呼気延長+喘鳴」
正解:
気管支喘息では気道狭窄により、発作時に呼気の延長がみられます。
問53 膵癌の危険因子はどれか。
深掘り
問53 解説(膵癌の危険因子)
- 膵癌の危険因子には、喫煙、糖尿病、慢性膵炎、肥満、家族歴などがあります。
- 特に高齢者で急に糖尿病を発症した場合は、膵癌が背景にあることもあります。
- 胃癌、腎不全、関節リウマチは、この問題で代表的な危険因子として選ぶものではありません。
暗記核:
「膵癌=喫煙・糖尿病・慢性膵炎」
正解:
糖尿病は膵癌の危険因子の一つであり、新規発症の糖尿病が膵癌の徴候となる場合もあります。
問54 アルコール性肝障害について誤っているのはどれか。
深掘り
問54 解説(アルコール性肝障害)
- アルコール性肝障害の治療では、禁酒が最も重要です。
- γ-GT高値やAST優位の上昇などがみられることがあります。
- 必要に応じて肝生検が診断や病態評価に用いられます。
- 同じ飲酒量で比較すると、一般に女性の方がアルコールによる肝障害を受けやすいとされます。
暗記核:
「治療=禁酒」「同量なら女性の方が影響を受けやすい」
正解:
同じ飲酒量であれば、一般に女性の方がアルコール性肝障害を発症しやすいとされます。
問55 乳癌について正しいのはどれか。
深掘り
問55 解説(乳癌の症状と転移)
- 乳癌で最も多い自覚症状は、乳房のしこりです。
- 男性にもまれに乳癌は発症します。
- リンパ節転移では、まず腋窩リンパ節が重要です。
- ホルモン受容体陽性乳癌では、エストロゲン作用を抑える治療が行われます。
暗記核:
「乳癌=しこり」「転移=腋窩リンパ節」
正解:
乳癌の代表的な症状は、痛みを伴わない乳房のしこりです。
問56 心房細動について最も適切なのはどれか。
深掘り
問56 解説(心房細動と脳梗塞)
- 心房細動では心房内の血液がよどみ、血栓が形成されやすくなります。
- 血栓が脳動脈へ流れると、心原性脳塞栓症を起こします。
- 原因として甲状腺機能亢進症があり、高齢者ほど発症しやすくなります。
- 抗凝固薬、抗不整脈薬、心拍数を調節する薬などが用いられます。
暗記核:
「心房細動=心房内血栓=脳梗塞」
正解:
心房細動では心房内血栓が形成されやすく、心原性脳塞栓症の原因となります。
問57 冠攣縮性狭心症について正しいのはどれか。
深掘り
問57 解説(冠攣縮性狭心症)
- 冠攣縮性狭心症は、冠動脈が一時的に強く収縮して起こります。
- 夜間から早朝、安静時に発症しやすいのが特徴です。
- 発作時には一過性のST上昇を認めることがあります。
- ニトログリセリンやカルシウム拮抗薬が有効です。
暗記核:
「冠攣縮=夜間・早朝・安静時・ST上昇」
正解:
冠攣縮性狭心症は、夜間から早朝の安静時に発症しやすい狭心症です。
問58 二次性ネフローゼ症候群の原因となる疾患で最も適切なのはどれか。
深掘り
問58 解説(二次性ネフローゼ症候群)
- 二次性ネフローゼ症候群は、全身疾患や薬剤などを背景に発症します。
- 糖尿病性腎症は、代表的な二次性ネフローゼ症候群の原因です。
- 膜性腎症や巣状分節性糸球体硬化症は、原発性ネフローゼ症候群として扱われることがあります。
- 原因疾患を見分ける問題では、「全身疾患に伴うか」に注目します。
暗記核:
「二次性ネフローゼ=糖尿病・SLE・アミロイドーシス」
正解:
糖尿病性腎症は、二次性ネフローゼ症候群の代表的な原因疾患です。
問59 高血圧症について最も適切なのはどれか。
深掘り
問59 解説(高血圧の診断と治療)
- 高血圧の診断や治療方針は、安静状態で適切に測定した血圧を基本に判断します。
- 過剰な飲酒は血圧上昇の原因になります。
- 適度な有酸素運動は血圧管理に有効です。
- 治療目標は年齢、合併症、家庭血圧などにより異なり、単純に一律140mmHg以下とは限りません。
暗記核:
「高血圧の判断=安静時に正しく測定した血圧」
正解:
高血圧の薬物治療は、安静時に適切に測定した血圧を基に判断します。
問60 糖尿病による細小血管障害はどれか。
深掘り
問60 解説(糖尿病の細小血管障害)
- 糖尿病の三大細小血管障害は、網膜症・腎症・神経障害です。
- 糖尿病性腎症が進行すると、慢性腎臓病や腎不全につながります。
- 脳梗塞、心筋梗塞、下肢閉塞性動脈疾患は大血管障害に分類されます。
暗記核:
「細小血管=網膜・腎・神経」「大血管=脳・心・下肢」
正解:
糖尿病性腎症は細小血管障害の一つで、進行すると慢性腎臓病を生じます。
問61 手根管症候群の原因とならないのはどれか。
深掘り
問61 解説(手根管症候群の原因)
- 手根管症候群は、手根管内で正中神経が圧迫されて起こります。
- 妊娠や肥満では、むくみや組織圧上昇が原因となることがあります。
- 長期透析ではアミロイド沈着により発症することがあります。
- 貧血は、一般的な原因としては挙げられません。
暗記核:
「手根管=妊娠・肥満・糖尿病・透析」
正解:
貧血は、手根管症候群の一般的な原因とはされていません。
問62 褐色細胞腫で減少・低下するのはどれか。
深掘り
問62 解説(褐色細胞腫の症状)
- 褐色細胞腫では、カテコールアミンが過剰に分泌されます。
- 高血圧、頻脈、発汗、頭痛、動悸などがみられます。
- 代謝亢進により体重が減少することがあります。
暗記核:
「血圧・脈拍・発汗は上がる、体重は下がる」
正解:
褐色細胞腫では代謝が亢進し、体重減少がみられることがあります。
問63 スポーツ外傷・障害と罹患部位の組合せで正しいのはどれか。
深掘り
問63 解説(スポーツ障害の好発部位)
- 野球肘の外側型では、上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎などが問題になります。
- オスグッド病は脛骨粗面に生じます。
- ジャンパー膝は膝蓋腱付着部周辺に起こります。
- マレット指は終止腱損傷や末節骨基部の裂離骨折で起こります。
暗記核:
「外側型野球肘=上腕骨小頭」
正解:
野球肘の外側型では、上腕骨小頭が障害されることがあります。
問64 真菌性肺炎はどれか。
深掘り
問64 解説(肺炎の原因微生物)
- ニューモシスチス・イロベチイは真菌に分類されます。
- 免疫機能が低下した患者に日和見感染として肺炎を起こします。
- レジオネラ、マイコプラズマ、クラミジアは細菌に分類されます。
暗記核:
「ニューモシスチス=真菌+日和見感染」
正解:
ニューモシスチス肺炎は、真菌による日和見感染症です。
問65 前立腺肥大症について最も適切なのはどれか。
深掘り
問65 解説(前立腺肥大症の症状)
- 前立腺肥大症では、頻尿、夜間頻尿、尿勢低下、残尿感などがみられます。
- 直腸指診では、弾性硬で表面平滑な腫大を触れることがあります。
- 石のように硬い前立腺は、前立腺癌を疑う所見です。
- 治療にはα1遮断薬や5α還元酵素阻害薬などが用いられます。
暗記核:
「前立腺肥大=夜間頻尿・尿勢低下・残尿感」
正解:
前立腺肥大症では、排尿障害や夜間頻尿がみられます。
問66 変形性股関節症の一般的な治療法として適切でないのはどれか。
深掘り
問66 解説(変形性股関節症の治療)
- 保存療法では、体重管理、生活指導、運動療法、薬物療法などを行います。
- 症状が進行した場合は、人工股関節全置換術が選択されます。
- 長期間のギプス固定は、関節拘縮や筋力低下を招くため一般的な治療ではありません。
暗記核:
「変形性関節症=動かしながら管理」「ギプス固定はしない」
正解:
変形性股関節症に対して、ギプス固定は一般的な治療法ではありません。
問67 血友病について正しいのはどれか。
深掘り
問67 解説(血友病の遺伝と症状)
- 血友病Aは第Ⅷ因子、血友病Bは第Ⅸ因子の欠乏によって起こります。
- X連鎖性潜性遺伝であるため、主に男児に発症します。
- 関節内出血や筋肉内出血など、深部出血が特徴です。
- 皮膚表面の点状出血は、血小板異常でみられやすい所見です。
暗記核:
「血友病=X連鎖潜性・男児・深部出血」
正解:
血友病はX連鎖性潜性遺伝し、主に男児に発症します。
問68 痛風について正しいのはどれか。
深掘り
問68 解説(痛風の原因と症状)
- 痛風は、高尿酸血症を背景に尿酸塩結晶が関節内に沈着して起こります。
- 飲酒は危険因子ですが、非飲酒者でも発症します。
- 第1中足趾節関節に起こる急性関節炎が代表的です。
- 合併しやすいのは尿酸結石であり、胆石ではありません。
暗記核:
「痛風=関節内に尿酸塩結晶」「酒を飲まなくても起こる」
正解:
飲酒は痛風の危険因子ですが、非飲酒者でも高尿酸血症があれば発症します。
問69 一過性脳虚血発作について正しいのはどれか。
深掘り
問69 解説(一過性脳虚血発作)
- 一過性脳虚血発作では、局所神経症状が一時的に出現し、その後消失します。
- 従来の定義では、症状は24時間以内に消失します。
- 現在は、画像で急性脳梗塞を認めない一過性の神経症状として捉えます。
- 脳梗塞の前触れとなることがあるため、抗血小板薬などによる予防が重要です。
暗記核:
「TIA=症状は一過性、梗塞巣なし、脳梗塞の警告」
正解:
一過性脳虚血発作では、神経症状が一時的に出現し、従来の定義では24時間以内に消失します。
問70 レビー小体型認知症に最も特徴的なのはどれか。
深掘り
問70 解説(レビー小体型認知症)
- レビー小体型認知症では、具体的で現実味のある幻視が特徴的です。
- 認知機能の変動、パーキンソニズム、レム睡眠行動異常などもみられます。
- 道に迷う、物盗られ妄想、複雑な操作が困難になる症状は、他の認知症でもみられます。
暗記核:
「レビー小体型=幻視+認知機能変動+パーキンソニズム」
正解:
レビー小体型認知症では、人や動物などの現実味のある幻視が特徴的にみられます。

