同じ問題を繰り返すと「答えの位置」や「番号」だけを覚えてしまい、理解できているか判断しにくくなるため、
選択肢の並びは表示のたびに入れ替わります(内容の正誤は変わりません)。
問151 【症例】46歳女性。配偶者の死を契機に抑うつが強くなり、悲観的で意欲が著しく低下。食欲不振、動悸、不眠、物忘れを伴う。舌は淡、脈は細く弱い。
最も適切な病証はどれか。
食欲低下(脾)に加えて、動悸・不眠・健忘(心)を伴い、淡舌・細弱脈の虚証所見があるため心脾両虚が最も合います。
問152 【症例】(問151と同一)治療が進み食欲や気力が回復してきた。
この時期に最も注意して観察すべき症状はどれか。
うつ病では「気力が少し戻る時期」に行動化しやすくなるため、自殺念慮・希死念慮の有無を特に丁寧に確認します。
問153 【症例】65歳女性。手関節部の骨折後の変形が背景にあり、示指・中指の指先のしびれと、母指の動かしにくさが出てきた。
最もみられやすい所見(徴候)はどれか。
示指・中指のしびれと母指の運動障害は正中神経障害(手根管など)を示唆します。正中神経(前骨間神経含む)評価としてパーフェクトOサインの不整が選ばれます。
問154 【症例】(問153と同一)手関節部の骨折として最も考えやすいのはどれか。
手関節部の骨折後変形から正中神経症状(手根管)を来しやすい代表は橈骨遠位端骨折(Colles骨折など)です。
問155 【症例】35歳男性。インスタント食品中心。全身倦怠感があり、近頃は下肢のしびれ。膝蓋腱反射が低下し、ビタミン不足を指摘された。
不足が疑われるビタミンはどれか。
偏食(加工食品中心)+倦怠感+末梢神経症状は脚気(ビタミンB1欠乏)を想起します。
問156 【症例】(問155と同一)症状改善に用いる「8つの○○穴(経験穴の組合せ)」に含まれる穴として適切なのはどれか。
下肢のしびれなど「脚気」系の訴えで用いる経験穴の組合せ(いわゆる○○八穴)では、陽陵泉が含まれるものとして出題されます。
問157 【症例】28歳男性。職場での強いストレス。腹痛と下痢がひどく、通勤中もトイレ回数が増える。血便なし。休日は症状が出ない。舌は淡紅で苔少、脈は弦。
最も考えられる疾患はどれか。
ストレスで悪化し、休日は軽快、血便なしという経過は過敏性腸症候群(IBS)を強く示唆します。
問158 【症例】(問157と同一)東洋医学的な治療方針として最も適切なのはどれか。
ストレス(肝)で腸症状(脾)に影響する像は「肝脾不和」系で捉え、肝と脾の調和を図る方針が基本になります。
問159 【症例】52歳女性。右の末梢性顔面神経麻痺(額のしわ寄せ不可)。涙液低下、聴覚過敏、味覚障害、唾液分泌障害もある。
四総穴の主治を踏まえて治療する場合、最も適切な穴はどれか。
四総穴では合谷が「面口(顔面・口周囲)」の主治として代表です。顔面神経麻痺の基本穴としても頻用します。
問160 【症例】(問159と同一)後遺症として起こりやすいのはどれか。
末梢性顔面神経麻痺の回復過程で、味覚・涙腺の神経支配が誤って再支配され、食事時に涙が出る「ワニの涙(Crocodile tears)」が後遺症として知られます。







