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1日1問

東洋医学臨床論

次の文で示す症例で罹患神経に対する治療穴として最も適切なのはどれか。
35 歳の女性。妊娠に伴い母指から中指にかけてしびれが出現し、母指と示指で輪を作ろうとすると楕円型になる。」

1.小海

2.手五里

3.天井

4.内関

回答→4

【解説】
・母指から中指にかけてしびれデルマトームではC6(親指)、C7(中指)の支配領域であり、正中神経の支配領域でもある。
・母指と示指で輪を作ろうとすると楕円型パーフェクトOテストにて涙のしずくサインとなる。

この2つから手根管症候群による正中神経麻痺が疑われるので、治療穴としては内関が最も適切と言える。

妊娠中の手根管症候群はマイナーなもので、原因は不明だが、妊娠によるホルモンバランスの変化によって手根管に浮腫が起こることが原因ではないかと言われている。

[備考]
パーフェクトOテスト
正中神経や前骨間神経の障害では、母指IP関節と示指DIP関節の屈曲ができないために過伸展となり、母指MP関節と示指PIP関節は屈曲位となる(涙のしずくサイン)。
因みに手根管を通るのは国試では頻出なので覚えておこう。
長母指屈筋・浅指屈筋・深指屈筋・橈側手根屈筋正中神経


 

 

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koji(トレ​イン治療院 院長)はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師|国際中医専門員
大阪で治療院を開業して11年。 体は、その人の生き方や時間の積み重ねが静かに現れる場所だと感じています。 中医学を土台に、身体だけでなく心や生活の流れまで含めて整えていく。 そんな治療を大切にしています。 このブログでは、臨床の中での気づきや、体と向き合うための小さなヒントを、自分なりの言葉で書き残しています。 読んだ方の毎日が、少しでも軽くなれば嬉しい。
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