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1日1問

 東洋医学臨床論

下肢のしびれを訴え血液検査で空腹時血糖とHbA1cが高値を示している患者の局所に施灸する場合、最も感染のリスクが高いのはどれか。

1 隔物灸

2 棒灸

3 知熱灸

4 焦灼灸

回答→4

【解説】
空腹時血糖値(126mg/dl以上)とHbA1c6.5%以上)が高値なのは糖尿病を疑われる。

糖尿病患者では血流障害や神経障害により皮膚の感覚も鈍くなる。そのため透熱灸や焦灼灸では火傷のリスクが高くなり、火傷の際は化膿をしやすく注意が必要である。

また鍼灸安全対策ガイドラインには以下のように記してある。

易感染性患者(糖尿病患者、ステロイド服用者、等)への施術後に感染症を発症した例が報告されている。病態が安定しない場合は、施術の適否について医師の判断を仰ぐべきである。

 

 

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koji尊敬する人はルパン3世
2015年、大阪の心斎橋にトレイン治療院を開業。現在は中医学を少しずつ学び中です。 趣味は、中国語、中医学、投資(日株・米株・先物)、映画(marvel love)、お笑い(くだらない系love)、AbemaTV(論破系love)、キャンプ、フルート、水泳、そして今の仕事です。基本的にミーハーです。
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