きゅう理論
施灸局所のフレア現象について正しいのはどれか。
1 広作動域ニューロンが関与する。
2 CGRPの遊離によって生じる。
3 内因性オピオイドが関与する。
4 単シナプス反射によって生じる。
回答→2
【解説】
施灸による局所の皮膚血管の変化は、刺激直後から急激に皮膚血流量が増大し、局所皮膚血管拡張によるフレア反応の出現が観察される。これはポリモーダル受容器の興奮によって軸索反射が起こり、サブスタンスPやCGRP (カルシトニン遺伝子関連ペプチド)が神経末端より分泌され、皮膚血管を拡張させる神経原性炎症反応である。