2025年6月13日「難波駅前、道の真ん中で座り込む爺さんとの出会い」

ジョーくん

読んだら拍手ボタンを押してね٩( ᐛ )و

6月のカレンダー

月火水木金土日
6月1日
休み
2日
休み
3日
◯
4日
休み
5日
◯
6日
◯
7日
◯
8日
◯
9日
休み
10日
◯
11日
休み
12日
◯
13日
◯
14日
◯
15日
◯
16日
◯
17日
◯
18日
休み
19日
◯
20日
◯
21日
◯
22日
◯
23日
◯
24日
◯
25日
休み
26日
◯
27日
◯
28日
◯
29日
◯
30日
◯
💡営業時間は10時から22時です。

おしらせ

  • 新部のみ水曜日が定休日です。
  • 期間限定のペア割クーポン配布中(7/31まで)

今日のブログ

人混みでごった返す難波駅前、私は帰路だった。

その雑踏のど真ん中に、なぜかお爺さんが胡座で座り込んでいる。

その傍らには女性が一人。

何かトラブルでもあったのかと察した。

「誰か対応してるし、大丈夫そうやな」

そう高をくくって通り過ぎようとした瞬間、女性と老人の会話の一部が聞こえた。

「道の真ん中に」

これがどういう意味なのか分からなかったが、妙に頭から離れないまま、私は駅の改札口に辿りつく長い階段を駆け上がった。

脳裏に焼き付く光景と葛藤

しかし、どうしても気になって、立ち去ることができなかった。

困っている人を放置する背徳感というか、何と言うか。。。

もし爺さんが自力で立ち上がれない状態だったら、きゃしゃな女性一人ではどうにもならないだろう、という余計なお世話な想像も膨らんできた。

「早く家に帰って妻とバーベキューしたいのに…」

そんな誘惑と葛藤しつつも、「もし誰も助けてなかったら?」という思いが勝り、

もうあの場から爺さんが消えていることを願いながら、さっきの場所へ引き返した。

雑踏の中の孤立

すると、人の流れの中にポツンと胡座をかいたお爺さんの姿が!

まるで激流の真ん中にそびえ立つ巨岩のように、周りの人々がその両脇をサラサラと流れていく。

みんな見て見ぬふりなのか、声をかけるのをためらっているのか、都会の冷たさをひしひしと感じる光景だった。

その時すでに爺さんは一人になっていて、来てよかったと思った。

少し声をかけてから爺さんを立たせて誘導しようとしたが、遠慮なのか、頑として動こうとしない。

なるほど、他の人に声をかけられても、おそらくこれを繰り返していたのだろう。

医療従事者としての気づきとタクシーとの攻防

ふと左手を見ると、血が出ている。

もしかして転倒か。

掌からの出血だったので、手から着地したのだろうと推測し、頭に大きな損傷がないかを一応確認した。

出血している側の肘はずっと力が入って曲がったままだ。

片麻痺か?

念のため、過去の病気を聞いてみると「2年前に脳卒中した」とのこと。

口からはほのかに酒の匂いもした。どうやら一杯ひっかけていたよう。

年齢は、なんと80歳。

その後も話を聞き、移動しようと提案しても「大丈夫、大丈夫。」と聞き入れてもらえなかったが、なんとか私の巧みな話術(自画自賛)で、お爺さんをタクシーに乗って家に帰るというところまで合意を取れた。

ここからは、過去の介護職経験が役にたった。

爺さんを上手く抱きかかえて立たせ、タクシー乗り場まで歩き始めましたが、そのペースはまさに「亀より遅い」。

しかし一部始終を見ていたタクシーの運転手には乗車拒否された。

そりゃそうだ。

道の真ん中で座り込んでいた人を乗せて、目的地に着いたとして、そこからどうするんだって話だし。

もし認知症だったら住所も言えないかもしれないし、タクシー運転手にとっては「勘弁してくれ」な客でだろうから、拒否もしたくなる気持ちは分かる。

というわけで、今度はタクシーの運転手の説得を開始だ。

私の見る限り、爺さんの認知能力はかなり正常に近い。

酔ってはいたが、会話はちゃんと成立するし、途中でかかってきた電話にも、相手は不明だが普通に対応してた。

「家はどこですか?」と聞くと、弁天町駅前のマンションだそうで、さらに律儀に家賃が「10万円だ」と教えてくる。

どうやら一人暮らしのようだった。

安堵と別れ、そして残るユーモア

爺さんが自分で住所を言えること、そして片麻痺はあるものの、一人でもゆっくりなら歩けることをタクシーの運転手に伝え、ようやく爺さんとはお別れできた。

爺さんはタクシーの扉が閉まっても、私に手を振ってる。

こちらの心配など全くお構いなし、といった様子で。

なんだか、最後はちょっと拍子抜けするような、それでいてじんわりと温かい気持ちになる出来事だった。

さぁ、早く帰ろう!!

1日1問(挑戦してね)

問題 白虎湯の構成生薬でないのはどれか。
1.石膏
2.知母
3.竹葉
4.粳米

回答→ 3

【解説】
白虎の効能は清熱生津で陽明の気分熱証を治療をする方剤である。
症状は壮熱面赤、煩渇引飲、汗出悪風、脈洪大有力または脈滑数など。
※煩渇引飲=非常に強い口の渇きで、水を欲する。口大渇とも。

白虎湯(清気分熱剤)
君薬:石膏
臣薬:知母
佐使薬:粳米、甘草

コメントを残す

実名が公開されることはありません。

ABOUT US
koji(トレ​イン治療院 院長)はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師|国際中医専門員
大阪で治療院を開業して12年。 体は、その人の生き方や時間の積み重ねが静かに現れる場所だと感じています。 中医学を土台に、身体だけでなく心や生活の流れまで含めて整えていく。 そんな治療を大切にしています。 ブログでは、臨床の中での気づきや、体と向き合うための小さなヒントを、自分なりの言葉で書き残しています。 読んだ方の毎日が、少しでも軽くなれば嬉しい。
Back to top